AraDin(ONCH-IT)のマジックなDI

施設等をボランティア訪問し手品を披露し笑いと感動をプレゼント「マジック出前」
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オープンオフィス・インプレスで開いた!

2006-02-15 22:28:23 | オープンオフィスOpenOffice.org
 私が昨年度まで所属していた情報センターの某教官から、いただいた情報です。
 私の主宰しているフリーソフトの研究会で助言をいただいているメンバーでもあります。
 情報センターに、Powerpointで作成されたデータが開かなくなったので、何とかしてほしいという依頼がありました。
 データ保存の際、異常終了したようでした。
 医療系のプレゼン用ですから、人体・臓器等重たい医用画像系データがべったべたです。しかも、相当に手の込んだ加工をしていたようです。
 そんな重要資産が破壊し、途方に暮れての依頼です。
 
 当該ファイルは、もともとMACで作成されていたので、某教官は、フリーソフトでMACバイナリ取り除こうとか、WINDOWSの修復ツールとかで試してみました。
 しかし、どうにもなりません。
 その時、ふと、OpenOffice.orgのImpressで開こうかと思い立ったとのことです。
 数分かかりましたが、見事に開きました。拡張子は.pptのままです。
 この段階で、十分奇跡ですね。
 データを見ていくと、画像系データで、バーコードが並んでいると思しき画面が変になっており、この辺が壊れておかしくなったのでは、と「あたり」をつけて、削除等を行ったら修復し、再びPowerpointで開くようになりました。
 ファイル修復の依頼者は大変感激し、教官には怒涛のような「菓子折り」が届いたようです。
 
 Powerpointで作ってPowerpointで動かせなかったファイルをImpressで動かしたという話は、本当は、プログラミング上、何らかのメカニズムがあってのことだと思いますが、私のようなしろうとレベルでは、奇跡のような話です。
 某教官も「Impressは非常にいい作りのソフトだね」と喜んでいました。

 私自身、そのファイルを見せていただきまして、奇跡を目の当たりにしました。
 本当はその修復前・修復後のファイルを掲示できればいいのですが、依頼者の業務上重要なファイルですので、掲示は断念します。

 とてもいい話と思いまして。
 あちこちでそういう「奇跡」が起きているなら、ごめんなさいです。
 可知豊さんにも「面白い現象」「時々起きるようだ」とのコメントをいただきました。


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