札幌市中央図書館の子ども向け恒例行事、「図書館デビュー」のパフォーマーとして、マジック依頼がありました。
2度目の出演、リピート依頼です。
こういうのがうれしいんですよ。さて、昨年の繰り返しかもしれませんが、図書館デビューは、小学生や幼稚園児などに、本に親しみ、本を好きになってもらうための取組で、初めて本を借りる人に、図書館デビュー認定証を出したり、いろいろな取組をしています。
パフォーマーがPRするというのも、特色の一つです。
それだけ注目してくれる、ということだと思います。昨年6月にどんなマジックをやったかを調べ、今回、半分以上マジックネタの入れ替えを行いました。特に、大半のステージでやっている6本リングを外すのは勇気がいりましたが、今回は思いきって外しました。結果、かなり斬新な手順になった気がします。それでも、合わせて25分位はキープした手順になっています。
中央図書館到着です。
本好きの坊主と、今度も一緒です。
会場が、一段と「図書館デビュー」っぽくなっていました。
のぼりがあって、看板もある。例により別室で準備。
終わって、いよいよ、本番開始。
マジックもそうですが、「お話し」にも気を使いました。パフォーマーがメッセージを発することが大事なので。
中央図書館には、80万冊の蔵書があり、そのうち10万冊が子ども用の本です。
10万といったら、「えーっ」と驚きの声が上がりました。
10万もあれば、きっと、自分の好きな本が見つかる。そんなことを言いました。今回、集まった人は多かったのです。若干名、ご案内して、来てくれた方もいましたが、恐らく100人程度はいましたね。
「パチ!パチ!パチ!」と大きい拍手をする人がいました。すごく盛り上がっている感じがして、やりやすくなります。
昨年6月以上の盛り上がりだったと思います。その後、知っている人とご挨拶したり、「元気カフェ」でコーヒーを飲んだりしながら会場を後にしました。
しかし、意外な極意があることは、知られていないように思います。
私たちマジシャンの場合だと、せいぜい、紙テープ大のものを細かく切っていくような感じで作成しています。
そこで、何に注意するか。
紙吹雪は、ボタボタッと落下するのではなく、長めの時間滞留することによって、その美しさが増してきます。
具体的に言うと、紙を縦横比1:3に切っていくのが極意です。
こうすると、横の2辺の真ん中辺を回転の軸として、高速でクルクルと回転しながら落下するとともに、右または左にゆっくりと旋回しながら落下していくのです。
よくこんなきれいな落ち方をするものだと感心するとともに、この現象を最初に見つけた人はすごいなあと思います。
えっ、正方形でないの?とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、1:1に切ったものは、地面に向かって真っ逆さまにヒューンと落ちていくように見えまして、案外味気がないものです。
![](http://pub.ne.jp/mountm/image/user/1360596465.jpg)
私がマジックで実践するときは、1:3と1:1、その他さまざまな比率の紙を混ぜています。早く落下するものと、ゆっくり落下するものを混ぜると、紙吹雪の滞留時間と、滞留の幅が大きくなるため、見る側にとっては、幻想的な風景になります。
百聞は一見にしかず、ぜひ一度やってみましょう。
また、紙吹雪は、銀色折り紙など、必ずしも派手な色の紙を使う必要はないものとされています。ステージマジックであれば、スポットライトなどがまぶしいので、白い紙でも十分にまぶしく見えるものなのです。紙テープもしくは、色紙のレベルで十分な感じがします。
マジック以外にも役に立ちそうな話ですね。
なお、この一連のお話ですが、私のオリジナルではありません。
かなり前ですが、有名マジシャンのマックス・メービン(マックス名人)さんが、テレビで話しているのを聞いたものです。
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娘の定期試験対策中の栄養補給。
手稲区富丘、毎度の涼兎亭(りょうとてい)。
今日、私の方は、あんかけ焼きそばにしてみました。
この他、小籠包と春巻で満足して帰宅。
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坊主がテストで間違えたことから、そんなことがわかりました。
坊主は、半径が大きいと台風になると、思いこんでいたようです。
坊 主「台風は、どれくらい早いの」
おやぢ「かなり早いよ、吹き飛ばされそうになるよ」
「平成16年だったかな、札幌中心部を直撃した台風は、最大瞬間風速50mとか言ってたな。食堂に行くのに、外に出なければならなくて、恐ろしかったなあ。」
坊 主「ボルトは台風より早いの」
おやぢ「遅いよ。100mを9秒台だろ。ということは、1秒につき10mそこそこだからねえ」
「さっきの話で言うと、100mを2秒だな。1秒に50mも進むんだぞ。そんな奴見たことないな」
坊 主「スピードスケートは?」
おやぢ「あ、確か世界記録で、500mを34秒台だったか?うーむ」
おやぢは縦書きで割り算をします。
500÷34=14.7
おやぢ「これでは台風に追いつかないなあ」
500÷33=15.2
・・・・・・
500÷30=16.7
500÷29=17.2
坊 主「500mを29秒台で走れば台風のスピードになるのか、すげえ」
おやぢ「しかし、コンマ1秒縮めるのでも大変なことだからな、29秒台は、神業だと思うよ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/cb/388b98b00557dd0d4f071919933f910e.jpg)
最近記憶力に自信がなくなって久しいですが、これだけ頭を使ったので、17.2mという数字、しばらく覚えていられそうです。
坊主も少しは実感したことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3f/0772624d33b9b9f9259f2a9fa41151bc.jpg)