おむらいすの稽古場日記

「楽しいをつくる」をモットーに活動中♪
お稽古場のレポートや、公演の報告、事務所の面白ネタなど書いてます☆

観劇レポート

2009-07-23 21:00:22 | 雑談
「劇」といいますか・・・
エレルヘイン少女合唱団を見てきました。

「見た」というか、「聞いた」といいますか・・・

指揮者の方のあまりのキャラの濃さに、最後には爆笑してしまったのですが、
歌はとにかく、『天使の歌声』と言う言葉がぴったり!

“合唱的発声”ってやつ?
ビブラートをかけずにまっすぐ歌うんですよね。
私にはできない・・・。そんなんやったら、のどに力が入っちゃう。

私の歌の先生が言う所の「バイオン」ってやつ、高音になった時の響きがまさにそれでした。
マイクも何もなくても、よく通る事!(もちろん、反響板はあったにしても!)
とてもいい声!

それにしても、指揮者の方。
最初はちょっと威圧的な感じでむっつりしていたのですが、途中で客席に向かってなにやら要求してきた。
どうも手拍子をしたりしろということらしい。
合唱団と一緒になって、一所懸命手拍子したり、ひざを叩いたり、手をぶらぶらさせてみる観客。
終ってみると、初めて指揮者の方笑顔♪
その後、やにわにはけていってしまった。曲の途中ですよ。
しかもゆっくりと。(気になってしょうがない。)

そして曲が終るのにあわせて再び出てきて、今度は曲の途中で、客席の方を向いて何かしている。(向いているだけで、客席に何か要求しているとは思っていない観客達。)前かがみになって両手を前にたらして、だんだん起きてきて手を挙げるという、何か怪しい動作をとてもゆっくりとやっている。
そのまま曲終了。
すると、同じ動きを合唱団に向かってやると、合唱団のみんなはすぐ了解して手を挙げてウェーブした。
観客達、あれをやって欲しかったのかと納得。
すぐさま、こちらを向いた指揮者の方に協力してウェーブ。

とても気を使って協力的な観客。

その後、3部の時に曲間に何かしゃべりかけてくるのだが(どうやら曲の説明をしているらしい)、英語であるとともに、声が小さくて聞き取れない。
客席、彼女に協力したくて色々試してみるのだが、彼女にバッテンを出されてあえなく撃沈。

でもそんな指揮者の彼女、最後にははけぎわに、共演した三女高OG合唱団のたまたまそこにいた子をつかまえて一緒にお辞儀♪
客席、実はとても愛情深い方なんだと、みんな感心。

もう、全てが彼女のペースで、彼女の空気感で、とても面白いものをみさせていただきました。
こんなコンサートもあるんだな、と。


おりえ

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