ボアブ・プリズン・ツリー

日経スタイル　ナショジオ旅・風景に訪ねてみたい名木の記事（⇒日経スタイル）の中から木を追ってみました。

◆「ボアブ・プリズン・ツリー」（オーストラリア、ダービー）"Boab Prison Tree"　Australia Derby

オーストラリア北西部に位置するキンバリー地域は面積で日本の1.1倍もある広大な地域です。
オーストラリアは日本の22倍もある国土ですから広いですね。
キンバリーの人口は35,000人。
ほぼ同じ面積で日本の人口が1億2千万人ですから、何とも言いようがありません。


⇒Australian National Audit Office


キンバリー地域の西部、インド洋に面した入り江にある人口3300人ほどの街ダービーから南に行くとボアブ・プリズン・ツリーがある。
ボアブはアフリカ，マダガスカル，オーストラリアの北西部に自生している落葉樹。
ボアブ・プリズン・ツリーは、内側のの空洞分がかつて先住民の囚人をダービーの刑務所に連れていくまでの一時的な刑務所として使われていたという話からつけられた名前ですが、実際にはそうではないようです。
樹齢1500年で、現在は先住民アボリジニの神聖な場所となっています。
草間彌生さんのかぼちゃの作品を連想させますが、神秘的な形です。


⇒Atlas Obscura

内側の空洞