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事八日 針供養 感謝

2020-02-08 20:56:29 | ◇ トピックス          

2月8日 針供養
裁縫で長く働きお世話になった針が使えなくなったときに、最後はこんにゃくや豆腐など柔らかいものに刺して労をねぎらい感謝の気持ちを示す針供養

大阪天満宮の針供養


⇒NHK

針供養は12月8日にも行われます。

この両日は、事始め、事納めの日と呼ばれ、事の神(コトノカミ)を祀る日です。
事の神には、歳神様と田の神様がいて、神様を正月に迎える準備を12月8日に始め、2月8日で正月は終わり納める日が2月8日。
歳神様が山へ帰られてからは、田の神様の登場です。
農作業を始める日が2月8日で、農作業を納める日が12月8日となります。

いわば、山の神様から田の神様が交代して引き継がれるのですね。

事八日の両日、始める日も納める日も、慎みを持って過ごす日とされ、裁縫など針仕事も休むものとされました。
そこで針供養です。
神様に関係する行いには、いつも根底に感謝があります。
神様に、自然に、人に、そして物にも感謝するという気持ちが行いに表れて行事となっていきますね。

そういう目で見れば、周りに感謝するものがありすぎて目も眩むほどですが、忘れたくない言葉ですね、感謝は。


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