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呪いの寺院 キラドゥ寺院

2020-12-05 22:30:29 | ◇ 景色

インド北西部に位置するラージャスターン州はインドで最も大きな州で、大部分はタール砂漠で占められています。


⇒goo辞書

「ラージャスターン州の丘陵要塞群」は世界遺産に登録され、古くからの歴史、文化が受け継がれている地域です。


⇒世界遺産オンラインガイド

保護され管理された遺跡とは違って、ラージャスターン州で11世紀に建てられたキラドゥ寺院( Kiradu Temples )は長く放置されてきました。
人気の少ない廃墟に近い遺跡となっていきます。




⇒GOBeyondBounds

この寺院には恐ろしい伝説があります。
ある時修行中の僧侶たちがこの村に着きました。
僧侶たちは弟子をこの村に残し出かけました。
その間村人たちは弟子たちの世話をしなかったので、弟子たちの体は弱っていきました。
ただ一人、村の陶芸家の妻だけが彼らを助けていました。
やがて僧侶たちは村へ帰ってきて、弟子たちのひどい様子を見て驚き怒り村人たちに呪いをかけるのです。
「お前たちの心は石のようだ。人間にはふさわしくない」と彼らを石に変えました。
ただ一人世話をしていた陶芸家の妻に対しては、振り返らずに村を出なさい。
そうすれば石にならずに済むのだと言って、見逃したのですが、彼女は振り返ってしまい、結局石になってしまった。

こうして石に変わった村人たちが幽霊となって今でも現れるという話が伝えられ、キラドゥ寺院は呪いの寺院と呼ばれるようになります。
今ではこの不気味な伝説と廃墟の様子がかえって観光の名所となっていますが、夜に訪れる人は少ないようです。

ヒンズー教の神話に基づいた装飾の彫刻でしょうが、石にされた村人のようにも思えます。


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⇒Light Travel

旅行案内には、この周辺にはお店やレストランなど何もないので注意と記してあります。
廃墟と伝説の寺院
行ってみますか、少々遠いですが・・・・・


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