ピンクダイヤ 27億円で落札

先日ジュネーブのサザビーズで、ピンクダイヤが2660万ドル（約27.8億円）で落札されました。


⇒Forbes


⇒ART NEWS


⇒RRobb Report


このピンクダイヤはロシアで3年前に発掘された27.85カラットの原石から1年以上かけてカットされたもので「バラの精霊　The Spirit of the Rose」と名付けられました。
サザビーズでは最高落札額を3800万ドル（約39.7億円）に見積もっていましたが、下回りました。
（金額の単位が違いすぎて実感できませんが、コロナ感染でこういったオークションも影響を受けているのでしょうね）

ダイヤモンドは工業用などもありますが、宝石として重宝される高品質のものは稀少性が高いことが価格を高価に押し上げている大きな原因です。
半カラットの重量の宝石原石を一粒回収するために約1トンもの岩を処理する必要があるといいます。（⇒GIA）
また南アフリカ共和国発祥の会社デビアスが20世紀最大のキャッチコピーと評価のある「A diamond is forever（ダイヤモンドは永遠の輝き）」を利用し、巧みにダイヤモンドの価格を維持したのも一因のようです。

 

1948年から始まったA diamond is foreverの広告ポスター

⇒The Drum