感謝 ナマステ

オリンピックは今日が最終日
日本人選手の活躍と新型コロナ感染のニュースが交互に入り、同じ国の出来事とは思えない状況ではあります。

勝敗がついた時の選手の表情や様子が印象的です。
勝者も敗者も長い自分との戦いが結末を迎えた瞬間に、それまでの思いが風船がはじけるように一気に現れ、その様子は違っても見ている者の胸を打ちます。

勝者のインタビューでは、度々感謝という言葉が出てきました。
大会を実行してくれた関係者、支えてくれたコーチやスタッフ、家族、応援をしてくれた人たちなどへの感謝です。

ふと「ナマステ」という言葉を思い出しました。

インドなどで使われるナマステ（namaste)は、「おはよう」から「さよなら」まで幅広い挨拶の言葉です。
サンスクリット語に由来するnamasteは、お辞儀、従順、崇拝を意味するnamahとあなたへという意味のteで成り立っています。
この言葉は、神に対する尊敬、感謝、祈りが込められたものです。
宗教的、歴史的な経緯をもつナマステは、手を合わせ相手への敬意が込められます。
手を合わせ笑顔で挨拶する。
これに勝るものはありません。


⇒Merriam Webzter

台風が近づいていますが、無事に感謝と平和のなかで閉会できるように・・・・。