おもいや

線香と数珠のお店

「みなよし」になればいい

2019-07-29 20:58:29 | ◇ しきたり
「三方よし」は、近江商人の経営哲学「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三つの精神⇒三方よしを世界に広める会この「三方よし」の精神は現代の日常生活においても、相手よし 自分よし みんなよし、という言葉に置き換えられる大切な考え方です。(三方よしを世界に広める会より引用)確かに基本の3つ目のみんなよし(世間良し)という言葉がキーですね。地域への貢献、そこに住んでいる人への恩返しとでもい . . . 本文を読む

きゅうりとなすに乗る?

2019-07-12 18:58:58 | ◇ しきたり
精霊棚(しょうりょうだな)は、盆に先祖や精霊を迎えるのに、お供えをする棚のことです。 盆棚ともいいます。⇒本覚寺この棚には、キュウリとナスが飾ってあります。 じっと見ていたら、馬と牛に見える? 13日が盆入りで迎え日ですから、お迎えの乗り物が必要です。それがキュウリの馬です。馬は足が速いですから、早く迎えに行って早く連れて帰ってくる。16日は送り日ですからあの世へまた帰られます。ゆ . . . 本文を読む

新盆(初盆)と四十九日

2019-07-09 19:55:55 | ◇ しきたり
お盆は、旧暦がそのまま残った7月13日~16日新暦に合わせた月遅れのお盆として8月13日~16日になります。現在では、お盆休みと重なる8月が一般的です。お盆は祖先が浄土から地上に帰ってくる時ですので、お迎えをし、お送りする仏教の行事です。お亡くなりになり四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆は特に手厚く供養します。その際の、線香などお供え物の表書きは「新盆御見舞」または「初盆御見舞」となります。 . . . 本文を読む

春のお彼岸 墓参りに行く

2019-03-10 16:58:00 | ◇ しきたり
1年に何度かお墓参りをする節目の時がありますが、お彼岸の期間もその時にあたります。⇒photoACお墓参りでは線香を上げます。お墓参りでよく使われるのは、杉の葉を乾燥させて作る杉線香がよく使われます。(杉線香の製作過程⇒杉が日本を救う)束になった杉線香は、火をつけるのがなかなか大変ですが、煙が多く出て場を清めるとされていますね。線香を上げる意味は他にもあります。線香の香りは、亡 . . . 本文を読む

のし紙

2019-02-23 18:58:46 | ◇ しきたり
お中元、お歳暮、新築祝いや快気祝いなどで、何か物を送ったり渡したりするとき、「のしはどうしますか」と聞かれたりしますね。贈り物にかける白い紙に中央を横切って赤と白の結びがあって、右上にちょこんと飾りがあるあの紙です。これは正式に言うと「のし」ではなく、「のし紙」です。のしは、ちょこんとある六角形の飾りのことをいいます。 むかしむかし、貴重なアワビを熨して(のして:伸ばして)神事や慶事の時にそ . . . 本文を読む

寒の入り

2019-01-06 13:00:00 | ◇ しきたり
今日は二十四節気の小寒「寒の入り」です。入りがあるのですから、出るはいつなのか。2月4日の立春の日です。1月6日の小寒に始まり、1月20日の大寒を経て2月4日の立春までが寒中となりますね。 寒中見舞いは、喪中ハガキをもらって年賀状を出さない場合や、うっかり年賀状を出し忘れたりした場合に、送るものです。今日が寒の入りだといっても、まだ正月の色のほうが濃いですから、寒中見舞いは松の内の終わる8日 . . . 本文を読む

喪中見舞い

2018-10-29 19:55:54 | ◇ しきたり
喪中見舞いは、喪中の相手に故人へのお悔やみとと共に相手への慰めと励ましの気持ちを伝えるものです。 喪中はがきが届いて訃報を知ると、年賀状は控えて寒中見舞いを送るという習慣があります。ただ寒中見舞を出す時期が、松の内明け(1月8日)から立春までとなるので、喪中はがきをいただいてから随分と時間が経ってしまいます。喪中ハガキを受け取ったら、なるべく早く気持ちを届けるほうが、相手に対してもいいでしょ . . . 本文を読む