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新盆(初盆)と四十九日

2019-07-09 19:55:55 | ◇ しきたり

お盆は、旧暦がそのまま残った7月13日~16日
新暦に合わせた月遅れのお盆として8月13日~16日になります。
現在では、お盆休みと重なる8月が一般的です。


お盆は祖先が浄土から地上に帰ってくる時ですので、お迎えをし、お送りする仏教の行事です。
お亡くなりになり四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆は特に手厚く供養します。
その際の、線香などお供え物の表書きは
「新盆御見舞」または「初盆御見舞」となります。

四文字の表書きは「しもじ(死もじ)」と読んで嫌われる風習もありますので
「御」をつけて五文字にしています。

四十九日法要と初盆が重なる場合や近い場合には、いくつかの選択肢があり、
四十九日と初盆を同時に行うこともありますし、初盆を翌年にすることもあります。
必ずこうしなければならないということはありませんので、お寺の方や周囲の方と相談して決めればいいと思います。


それ以降、通常のお盆でしたら「御供」が一般的です。



ところで、暑中見舞いは新年の年賀状とは異なり
喪中の相手に送ることができます。
季節の挨拶ですからね。
従って、お悔みの文をあえて入れることもないですが
知っているなら、少し入れておくのも悪くはありません。
自然にそういう気持ちになるでしょうしね。

一般的には例えば
 暑中お見舞い申し上げます。
 ○○様のご逝去、謹んでお悔やみ申し上げます。
 暑さ厳しい折、ご家族の皆様におかれましては
 お体に気を付けていただきますよう心からお祈り申し上げます。
と、こんな感じになると思います。


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