連休最後の日。
起きがけにリビングでひとり、
ボ~ッとして、
「連休、もう終わりか・・・」
と憂鬱になりながら、
朝(昼)ごはんを食べる前からビールを飲む。
しかし憂鬱な気分はまったく晴れない。
外は馬鹿みたいに晴れているのに。
お洗濯の日ではなかったけれど、
腹立たしいほど洗濯日和だったので、
むりやり洗濯機を回す。
掃除機もかけた。
それでも気分は晴れない。
昨日まで誰かと一緒にいたから、
ひとりの静けさがやけに耳につく。
日も傾きはじめ、
幾分か暑さもやわらいできたので、
また土手に弾き語りをしに行くことにした。
連休最終日とあってか、釣り人もいないし、
爆音でカーステレオから音楽を流している人もいない。
こりゃいいわいと、いつもより声を張って弾き語っていた。
するとウォーキング中の外国人が近寄ってきて、
ギターケースを置いていたベンチに座ってもいいか?
と尋ねられた。
どうぞどうぞとベンチを勧め、
私は黙々と弾き語りの練習をしていた。
視界には入らないけど、
オーディエンスがひとり増えた。
弾き終わると、外国人が褒めてくれた。
これの曲は弾けないか?
と、彼のiPodに入っている曲を聞かされた。
ラジオで耳にしたことがある洋楽だ。
こりゃちょっと弾けないよ、と答えた。
実際は、
「I can't play! difficult, difficult!」
とか言ったような気がする。
それからはというもの、
弾き語りの時間より、その人との会話ばかりになってしまった。
家は近いのかい?
兄弟はいるのかい?
私はハードウェアエンジニアをしているんだよ
新松戸で働いているんだ
じい様がイタリア人で、ばあ様はパキスタン人なんだ
弟は何歳?妹は何歳?
カラオケは好きか?
私も好きで行きたいけど、友達がいないから行けないんだよ
いつもここで弾いてるのかい?
自転車買ったけど泥棒に盗まれちゃったんだよ
などなど・・・
私の3歳児並みの英語力と、
彼のつたない日本語力でも、
意外と会話になってしまったところが驚きである。
起きがけにリビングでひとり、
ボ~ッとして、
「連休、もう終わりか・・・」
と憂鬱になりながら、
朝(昼)ごはんを食べる前からビールを飲む。
しかし憂鬱な気分はまったく晴れない。
外は馬鹿みたいに晴れているのに。
お洗濯の日ではなかったけれど、
腹立たしいほど洗濯日和だったので、
むりやり洗濯機を回す。
掃除機もかけた。
それでも気分は晴れない。
昨日まで誰かと一緒にいたから、
ひとりの静けさがやけに耳につく。
日も傾きはじめ、
幾分か暑さもやわらいできたので、
また土手に弾き語りをしに行くことにした。
連休最終日とあってか、釣り人もいないし、
爆音でカーステレオから音楽を流している人もいない。
こりゃいいわいと、いつもより声を張って弾き語っていた。
するとウォーキング中の外国人が近寄ってきて、
ギターケースを置いていたベンチに座ってもいいか?
と尋ねられた。
どうぞどうぞとベンチを勧め、
私は黙々と弾き語りの練習をしていた。
視界には入らないけど、
オーディエンスがひとり増えた。
弾き終わると、外国人が褒めてくれた。
これの曲は弾けないか?
と、彼のiPodに入っている曲を聞かされた。
ラジオで耳にしたことがある洋楽だ。
こりゃちょっと弾けないよ、と答えた。
実際は、
「I can't play! difficult, difficult!」
とか言ったような気がする。
それからはというもの、
弾き語りの時間より、その人との会話ばかりになってしまった。
家は近いのかい?
兄弟はいるのかい?
私はハードウェアエンジニアをしているんだよ
新松戸で働いているんだ
じい様がイタリア人で、ばあ様はパキスタン人なんだ
弟は何歳?妹は何歳?
カラオケは好きか?
私も好きで行きたいけど、友達がいないから行けないんだよ
いつもここで弾いてるのかい?
自転車買ったけど泥棒に盗まれちゃったんだよ
などなど・・・
私の3歳児並みの英語力と、
彼のつたない日本語力でも、
意外と会話になってしまったところが驚きである。