代償

月曜日はお給料日で、
会社の飲み会も兼ねていた。

何の気兼ねもなく楽しくおしゃべりできる
飲み会は本当にいいなと思う。

何より悪酔いしないのだ。
眠くはなるけれど。

自分が良くしゃべっているなと思う
飲み会は悪酔いしない気がする。
気持ち悪くならないのだ。

それに比べて聞き役に徹しているような飲み会は
大抵気持ち悪くなっている。

それでも昨日は後半に猛烈な眠気が襲ってきて、
お茶漬けも目をつぶりながら食べていた。
おなかが空いていたのだろうか。

帰りの電車で座ってしまったら、
東武動物公園もしくはつくばまで行ってしまう
確固たる自信があったので、ずっと立っていることにした。

それでも、それでもだ。

立ったまま眠ってしまい、乗り換えるはずの秋葉原駅を寝過ごした。
ちょっと自分で笑ってしまった。

その後は少しがんばって、キチンと北千住で降りて、
つくばエクスプレスに乗換え、地元の駅で降りることが出来た。
本当に良かった。
もう柏の葉キャンパスはごめんだから。

家に着いてもフラフラで、
干していた洗濯物をベランダから室内に持ってきたところで力尽き、
気が付いたら朝だった。

こういうときひとり暮らしだと猛烈に寂しいというか、
孤独感にさいなまれる。

目が覚めたら洗濯物が散らばった汚い、
物音ひとつしない部屋で、
たまらない気持ちになる。

喉はカラカラ、
そんなに飲んでいないのに体調は最悪、
ボロボロだ。

これが楽しさの代償か。

随分だ。