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来院された患者さんの中には、
「数か月前に足首の捻挫をしてそのままにしておいたら、
天気によって痛みを感じるようになってしまった。」
という方もいます。
このようにケガをしてから時間が経過し慢性化してしまうと、
施術も長期間にわたることは間違いありませんし、
場合によっては一生のお付き合いということもあります。
きのうも来院の時期について患者さんに質問されたのですが、
ケガをしてからは、なるべく時間を空けずに
接骨院に来るようにしてくださいね。
最初にどのような処置をするのか
ファーストエイドですべては決まる
といっても過言ではありません。
そしてしっかり治るまで、ケガをした時に通院するのが
理想的だと思います。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚
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たとえば骨折があった場合には入院して手術を要する場合や、
ギプスなどで完全に固定してしまうことがほとんどですが、
捻挫の場合はある程度固定をして通院しながら
日常生活を送るようになります。
そこで必要なのが個人差と生活環境を知ること。
年齢、性別、体格はもちろん
痛みに比較的強い人、弱い人。
内出血の多い人、少ない人。
腫(は)れの出やすい人、そうでない人。
副交感神経の働きやすい人、そうでない人。
どんな仕事をしているのか、
どんな生活をしているのか、
たすけてくれる家族が近くにいるのか、
趣味やスポーツをしているのか。
などにより、使用する材料やリハビリの方法も変わってくるからです。
特に個人差についてはある程度通院してからでないと
施術者が把握できないこともあるため、日頃より
かかりつけの接骨院
があれば患者さんにとっても心強いことだと思います。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚
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よくある内がえし捻挫(足のウラをからだの中心に向かってひねる)では、
外くるぶしの前にある靭帯を痛めることが最も多く、
他には外くるぶしの下や後ろの部分、
内くるぶしの下、足首の前の部分の靭帯を痛めた方もおりました。
ケガの程度は靭帯を伸ばしてしまっただけなのか、
部分的にあるいは完全に断裂しているかの判断も必要です。
どのくらいのチカラにより、どのように痛めたかを判断することで
その後の施術の計画が立てられるからです。
例えば膝の「前十字靭帯損傷」などは重症であれば、
柔道や野球の選手生命にかかわる大きなケガであることは
言うまでもありませんよね。
足首の場合「靭帯損傷」も含めて捻挫というため、
軽傷に思われることが多い気がします。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚
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もっとも多いケガのひとつです。
多くの人が一度は経験があるのでは?
なかでも足の裏側をからだの中心に向かってひねる、
「内がえし」捻挫がほとんどです。
来院された方は、自分がいつどこでケガをしたか
はっきりとおぼえています。
大抵の方はすぐに来院されますが、
なかにはあまりの足首の痛み、腫(は)れ、内出血に不安になり、
数日後に来た方もいます。
またケガのショックのあまりおう吐してしまった
子供さんもいました。
目に見える症状はさまざまでも、
どのようにして足首をひねったかにより、
どこの靭帯や組織を痛めるかはある程度決まっています。
大切なのは足首のどの部分を
どの程度痛めているのかを診てもらうことなのです。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚