さいたま市大宮区の接骨院【急患】【交通事故 】すぐにお電話ください。  

さいたま市大宮区の【おおみや渚せっこついん】
手によるマッサージや運動療法などのリハビリがメインの接骨院です。

リハビリって?

2007-04-17 01:34:49 | 健康情報
「リハビリ」っていつからあるのでしょう。

調べてみると「リハビリテーション」(rehabilitation)は 
1.(病人などの)社会復帰 
2.復職、名誉回復と書いてあります。

「再び」を表す(re)と「適合させる」を意味する
ラテン語の(habilitare)がくっついたとのこと。

中世ヨーロッパでは、キリスト教会から破門された者が、
その破門を取り消されたときなどに使われたそうです。

医学的に「リハビリテーション」が使われ出したのは
皮肉にも戦争と関係が深く、第1次世界大戦で
多くの負傷者が出たのがきっかけでした。

日本で「リハビリ」の概念が浸透したのは
ごく最近になってからのようで、
うちの患者さんからも「むかしはケガをしても
リハビリなんてなかったから、今も痛む」
という話を耳にしますが、その通りだと思います。

もちろんケガをした所を
100%元にもどすことはできません。
だから「リハビリ」は欠かすことができず、
骨折をして「写真で骨がくっついていたから」
捻挫をして「前よりつらくなくなったから」
だけでは、治療は終わりではないのですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨の「負荷センサー」

2007-04-08 23:34:22 | 健康情報
 なぜ寝たきりのお年寄りや、運動不足の人は骨折
をしやすいのでしょうか。
 
 実はわれわれの骨には「負荷センサー」があり、
体重やスポーツなどで重力がかけられるほど、
骨にカルシウムが沈着しやすくなるのです。
 
 例えば長時間無重力空間にいる宇宙飛行士も、
船内で運動をしているのは知っていますか?
静止状態で飛行した場合と、運動を取り入れた場合
では、帰還してからの骨の強さにかなりの差があるからです。
 
 このことは1965年にアメリカの宇宙飛行士に対して
行われた実験において、実証されています。
 
 「負荷センサー」が働くと、血液の流れが良くなることで
骨が強くなり、マイナス電位が生じることでカルシウムイオン
をひきよせると考えられています。

 もちろん骨折は骨の強さだけの問題ではありませんが。

 しかし骨折を防ぐために運動が必要な理由、
骨折したあとにリハビリが大切な理由のひとつには、
骨の「負荷センサー」の存在があるのですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柔道整復師とは?

2007-04-02 00:16:32 | 治療室より
 日本民族の伝統と精神は、太古の時代より「武」を中心に
引き継がれてきました。

戦国時代には「殺法」は技として、
「活法」はケガをした人の治療法として伝えられたのです。
これが柔道整復術の基礎となっています。

その後柔術(柔道の前身)に、江戸~明治時代には
多くの医師や柔術家らが西洋医学や中国医学をとりこみ、
医学の一部として発展してきました。                       
現在「接骨院」や病院の「リハビリ室」などで活躍している
「柔道整復師」が、柔道経験者ばかりなのは
歴史的背景によるんです。

私も学生時代経験しましたが、来院する柔道部の学生には
とてもかないませんけどね。

あまり耳にしない職業かもしれませんが、
「柔道整復師」是非憶えてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする