Oggi che cosa hai fatto?

なんとなくな毎日

美輪さんの名言、昔は身分によらず誰でも哲学していた

2014-12-31 22:41:54 | Weblog
大掃除のシーズンになると、いつも思うこと。
人間(ひと)は、生活してるだけで、こんなにも色んなものを汚すのだろうかと。。

掃除はキリがないし、どこまでしたからと言って褒めてもらえるものでもなく、自分と向き合う鏡のようなものだと聞いた様な気がします。

窓を拭きながら思うこと、この大掃除こそが日本人の「市民宗教」と呼べる精神じゃないかと。
(「市民宗教」=同志社大教授森孝一の言葉ですが、その民族がDNAレベルで持っている宗教観と乱暴に理解しています)
褒めてもらうためでなく、この1年の感謝や年神様を迎えるための儀式に近いように感じてきます。
自分が納得するまでできたら、この1年の穢れが払拭されて、来る1年がより良いものになるような気がしてくるのです。そして何処まで汚れを落とせるか自分との闘いになってくるような。

日本人は宗教心がないと言われますが、戒律など用意してもらわなくても、自然と日常のなかで無意識にそれぞれの神々に感謝して生きているのではないかと。。。。

読んだ本の中に、紅白が終わった後、すとんとモノクロの世界になり静音の中に除夜の鐘が響く画面に切り替わる、これが日本人の市民宗教だという意味の文章がありましたが、1年でリセットされ、希望をもてるという意味でしょうか?

というわけで、この一ヶ月は大掃除の分割作業を行いながら修行僧の面持ちでした。

この1年ありがとううございました。 来年が明るく良き年となりますように。

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