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那覇市公設市場の再整備、今後どうなる? 現地立て替え案支持が最多

2016-07-04 17:30:12 | ニュース

【那覇】老朽化が指摘される那覇市第一牧志公設市場の再整備に向け、識者などでつくる外部検討委員会(堤純一郎委員長)は6月27日、再整備手法4案の評価を実施した。現地に市場を建て替え、工事期間中に事業者が一時的に使用する仮店舗を整備する案(仮店舗リース方式)が最も支持された。

近く市場と周辺事業者でつくる委員会でも同様の評価が行われる。両評価を踏まえ、本年度末までに再整備基本計画が策定される。

採点では、立地条件やコストなど8項目で評価。委員18人が4案を1~4位まで順位付けした結果、現地建て替え案(仮店舗リース方式)を1位にした委員が14人、にぎわい広場移転案が3人、現地建て替え案(市場事業者転出補償方式)が1人。長寿命化工事案を1位にした委員はいなかった。

再整備問題をめぐっては昨年、市が建て替え候補地案としてにぎわい広場への移転案を市議会で報告し、市場事業者側が反発。再検討に向けた作業を進めている。市場の関係者は「結果に安心した。この手法で愛される市場ができたらいいと思う」と述べた。

外部検討委副委員長の中村政人市観光協会事務局長は「工事が始まる3年間を市場、周辺施設がどう生き抜くのか。現状維持ではなく、よりいいものつくるよう、知恵を絞らないと」と協力を呼び掛けた。

 

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高良さん日本代表入り 世界聴覚障がい者バレー

2016-07-04 08:38:09 | ニュース

聴覚障がい者によるバレーボールの第3回世界選手権(6~15日・米国ワシントンDC)の女子日本代表16人に、豊見城市出身の高良美樹さん(25)=沖電工=が選ばれた。2012年に続く2大会連続の出場。来年には聴覚障がい者アスリートの祭典「デフリンピック」を控え、高良さんは「デフリンピックで金メダルが目標。そこに向けて弾みのつく結果を残したい」と意気込んでいる。

世界選手権は4年に1度、デフリンピックの前年に開かれている。高良さんは前回はセッターだったが、今回はリベロを任される。リベロは守備専門のポジションで、他の選手と頻繁に交代してコートを出入りする。高良さんは「いつ(コートに)入ってもすぐに力を出せないといけない。ムードを変える役割もある」と言い、普段から盛り上げ役を務めるなど、チームメートとコミュニケーションを取るよう心掛けてきた。

初出場だった前回は、突然の試合日程の変更などに対応できず、5位と不本意な結果に終わった。「気持ちの切り替えと臨機応変にやることが大事と学んだ」と話す。海外勢に体格で劣る日本が目指すのは、粘り強さと戦術を駆使したプレーだ。

デフリンピックでバレー女子日本は01年に金メダルを獲得しているが、以降は銀、銅、銀と頂点にあと一歩届いていない。高良さんは中堅選手として「チームを引っ張っていかないといけないプレッシャーはあるけど全力で戦い、少しでもいい色のメダルを取りたい」と笑顔で活躍を誓った。(大城周子)

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東アジア最古の全身骨格公開  沖縄県石垣市

2016-07-04 08:35:43 | ニュース

2万1千年前の全身骨格など十数体分とみられる約千点の人骨が発見された石垣市の白保竿根田原(さおねたばる)洞穴遺跡で、県埋蔵文化財センターは2日午前、一般向け現地説明会を開き、最後の発掘作業を公開した。30人が参加した。

同遺跡は新石垣空港の敷地内にあり、空港建設に伴う調査で2007年に発見された。その後始まった発掘調査で、数多くの人骨が見付かり、旧石器時代の全身骨格発見は八重瀬町の港川人(約1万8千年前)以来で、東アジアで最古となる。この時代の遺跡で十数体分に及ぶ規模としてはアジアで最大という。

見学した市民らは「驚いた。ロマンを感じる」「住んでいる場所にこれほど貴重はものがあったなんて」と感動していた。【琉球新報電子版】

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