桶川サッカースポーツ少年団のブログ

『桶川サッカースポーツ少年団』は、桶川市周辺の子供たちが
大切な仲間と楽しくサッカーの技術向上を目指すチームです。

北足立北部地区ちびっ子大会(決勝1位トーナメント)を観戦して・・・

2012-11-07 06:00:00 | Weblog
10月14日(日)、伊奈丸山グラウンドで北足立北部地区指導者協議会主催のちびっ子大会(3年生以下)の決勝大会が開かれました。大会は、8ブロックに分けた予選リーグを1位で勝ち上がってきた8チームによるトーナメント戦で行われました。

優勝:上尾朝日、準優勝:伊奈小針、3位上尾大石、4位:上尾NEOという結果でした。

上位4チームは、非常に大雑把に言えば、中心選手の技量がずば抜けていて、攻守にわたってその選手を中心に上手に組み立てているチーム、選手全員がとことんドリブルにこだわっているチーム、選手たちの技術レベルが高く、ドリブルを基本にパスを織り交ぜているチーム、といった印象を持ちました。

どのチームの選手たちにも共通して言えることは、“勝ちたい”という気持ちが観戦者まで伝わってくるということです。例えば、一度抜かれた相手に、すぐさまもう一度アタックする選手からは、絶対にボールを奪うという強い気持ちが伝わってきました。

また、“ボールを持ったら勝負を仕掛ける”という気持ちが強く感じられました。負けたら終わりの真剣勝負の場でも、安易にパスを選択することなく、相手を果敢に抜きにかかる選手の姿が多く見受けられました。

「この選手たちは、一試合経験するごとにどれだけの経験値を積んでいるのだろうか?」とか、「この時期から真剣勝負の1対1を沢山経験し、ボールを保持することにストレスを感じなくなった選手たちがパスの選択肢も持ったときにはどうなるのか?」等々を考えながら観戦していました。

低学年が故にキック力がなく、さらにドリブルが多くなれば、当然、団子サッカーになります。準決勝の1つは典型的な団子サッカーでした。
ちなみに、去る7月に開かれた北足立北部地区4年生大会で好成績を収めメダルを獲得したとあるチームも団子サッカーで勝ち進んでいたことを思い出しました。

選手一人ひとりの技術を高めるには、どうしたらいいのか?
5年生の秋以降の真剣勝負の場で、積極的にボールにかかわれる、ボールを貰いに行ける選手になるには、どうしたらいいのか?
ストレスなくボールを保持できる選手になるには、何が近道なのか?

なぜ、この時期にドリブルにこだわるのか?
この答えをしっかりと持っているのであれば、団子サッカーは決して悪いものではないし、むしろ必要な時期もあるのではないか等々を考えながら、一日楽しく観戦させていただきました。

今年度から、北足立北部地区ちびっ子大会が、年2回の開催になりました。1月の大会は1位通過するという強い気持ちで、練習に試合に、真剣に楽しく取り組めれば良いですね!頑張れ、桶団イレブン!!