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三嶺(徳島県・高知県)
1893m
(1)
名頃駐車場-林道登山口-ダケモミの丘-三嶺頂上-笹原-
-ダケモミの丘-林道登山口-名頃駐車場
三嶺 100名山の一つ、四国の剣山から連なる200名山の一つ、
徳島では、「みうね」、高知では、「さんれい」と呼ばれる山で、頂上から連なる西熊山、綱附の森
までの稜線は3年前に登って以来、大好きな山の一つです。
本当は、他の山に登る予定だったんですが、寒波襲来で山に雪の便りが届き、
初めての山では、リスクが大きいので予定変更。
剣山系の一つで、3年前に登って以来大好きな山の一つになった、「三嶺」に行って来ました。
ただ、この山出発点の名頃駐車場まで、どうがんばっても4時間かかるんです。
4時間といえば、岡山から伊吹山に行く時間に匹敵するんです。同じ四国でも、松山も高知も
2時間半で行けることを思えば、本当に遠い。でも、剣山も三嶺も大好きなんですよね。
じゃあ早く家を出ればいいじゃないかとなるんですが、
仕事が早く終わらず6時に出発が精一杯でした。
■名頃駐車場 9:51(910m)
以前来たときは、この上の登山口まで林道を走り、あまりの路面のうねりで、底を擦りそうになっ
たんでアウトバックに乗り換えたんですが、台風と集中豪雨で斜面が崩壊し、その後林道が
閉鎖になってしまいました。
逆に、きれいな駐車場とトイレが完備され、1時間CTが伸びましたが仕様がありません。
積雪が心配され、アイゼンと冬用登山靴を持ってきましたが、どうやら大丈夫そうなので
アイゼンは車にに置いたまま出発です。
▲名頃駐車場
とにかく天気は最高。ただ、紅葉はすっかり終わり、冬の装いです。
最初は、林道をてくてく歩きます。以前より路面がきれいなってるような。
小川は凍り、つららができてます。温度計を見ると、マイナス1度。凍るはずです。
■登山口 10:42(1120m)
ここより上まで林道は続きますが、所要時間が短いこの林道から登ります。
▲登山口
よく整備された道どどんどん登って行きます。
ダケモミの手前には、急登になります。ただ、気温が低いんで、体力はまだまだ余裕です。
■ダケモミの丘 11:39(1510m)
尾根道にで、林道終点からの登山道との合流点がダケモミの丘。
一旦、道は平坦になり、三嶺特有の熊笹が姿を現しました。
道には、雪が出て来ました。今後ひどくならなければいいけど・・・。
まあ、この後は南斜面に出るので、大丈夫でしょう。(アイゼン置いて来たし)
▲左が剣岳(1955m)右が次郎笈(1930m)
やっと森林限界を越え周りの山々が見えるようになりました。
剣岳と次郎笈もはっきりと見えます。でも、剣岳より次郎笈の方が高く見えるんですけど。
下を見ると出発した名頃の集落も見えます。
こうして見るとずいぶん登ったんだと実感。
さて、ここからが三嶺の核心部。南斜面をトラバースぎみに登って行きます。
道も狭くて、谷側はスッパリ切れ落ちてるんで、気を緩めると落ちてしまいそうにになります。
南側は剣岳から三嶺への縦走路を横目で見ながら登って行きます。
最後は、まるで天に昇って行くように登るといきなり稜線に出ます。
▲右手奥が三嶺山頂
稜線を左に行けば山頂ですが、まずは腹ごしらえをしに三嶺ヒュッテへ。
ヒュッテと言っても、営業小屋ではなく避難小屋です。
振り返れば、三嶺山頂を見て取れます。やはり寒いのか、池は思いっきり凍ってます。
■三嶺ヒュッテ到着 12:47