酒呑みの正しい生活

中国ナショナルチームとの接戦

両軍の挨拶も終えて、いよいよ試合開始です。

きちんと公式審判員も準備されて、後はスコアボードに灯が入り観客が集まれば、まさに国際試合って感じなんですけど。
この日の観客は自分ひとり。


中国という国はご存知共産圏。

中国に限った事では無いのですが、共産圏のチームってなんか不気味ですよね。
出て来る情報量があまりに少ないからかしら?

なんか試合に負けたら、家族もろとも島流しに遭ってしまうような、そんなペナルティを想像するのは自分だけ?
どことなく重たいものを背負っているような気がします。


ところがっ!

いざ試合が始まってみると、中国チームもみんな普通の女子。
何を言ってるのか聞き取れないけど、みんなでリズミカルにヤンヤン応援を始めます。

♪ヤンヤン みんな 負けるな中華
♪ヤンヤン イケイケ 打てるぞ中華

って、恐らくこんな事を叫んでいるのではないかしら?
意外と可愛い中国チーム(若干1名怪しい奴を除く)

守備はお世辞にも上手いと言えない中国チームですが。
ピッチャーのボールがやたら速い。

主力を出していないとは言え、戸田メディックスと互角に渡り合います。
それどころか、3回には二死1塁3塁のピンチ。

戸田の先発湯川の直球を捉えた打球が三遊間へ。
これを深い位置で、逆シングルで抑えたのは目下絶賛売出中の三輪玲奈。

素早く回り込むと、振り向きざまに一塁へ大遠投。
矢のように低く一塁へ向かった送球は、ファースト遠藤のミットにハーフバウンドで収まり間一髪アウト。

戸田の最大のピンチを三輪の好守で救いました。


それでも点が入らない両軍。

6回には満を持して戸田の代打攻勢。
ですが主力の鮎美、ミドリンと連続三振。

続く糟谷も四球で出塁したものの、この回も無得点。
試合はとうとう一昨日に続いてサドンデスへ。

延長8回は両軍とも1点ずつを取り合いますが、ここで時間切れ引き分け。
この日の練習試合もドローとなりました。


試合が終わって両軍挨拶。

なんか戸田の選手が少ないね。
みんな試合中に帰省したのかしらん?


その後は両軍一緒に後片付け。

ヤンヤン中国チームも一生懸命手伝います。
この時の糟谷と中国チームの選手の会話が面白かったぁ(笑)

重たい荷物を運ぼうとする中国選手に、大丈夫?持てると言いたい糟谷。
ヘビーヘビーと繰り返します。
ヤンヤン大丈夫と言っているような気がする中国選手。

その後も台車を用意して一緒に荷物を運ぶ糟谷と中国選手。
ヘビーヘビー
ヤンヤン


試合が終われば、そこは同じ世代の若い女子。

例え中国代表選手であろうが、言葉が通じなかろうが、なんとなく空気で仲良くなります。
まるでずっと前から知り合いだったみたい。


気温が軽く30度を超える中、とっても贅沢な4時間半でした。

得体の知れない、ちょっと不気味な共産圏の中国チームでしたが。
終わる頃にはちょっとだけ好きになったかも。

♪ヤンヤン


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コメント一覧

okamotokun
あはは
いや、実際にヤンヤンって聞こえるんですよ(笑)
みんなとっても楽しそうに、声を合わせてヤンヤンって。
耳に残って仕方が無い(爆)
やまのは
ヤンヤンが実際何て言ってるのか気になってしょうがない(笑)
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