お盆が過ぎて、ようやく季節も西の方に追いついた感じです。
そして、きっとあっという間に追い抜いて秋を先取りすることでしょう。
そんな弘前から7月の釣行のお話です。
白神山地方面、以前下見にちょいとだけ竿を出した山奥の渓流に行ってきました。
ここは途中で採石場があり、行くといつも砂埃で車が真っ白になってしまいます。
しかも山道に入ってからが長く、私の見つけたポイントは山の中も山の中、もうちょっとで秋田県と言うようなところです。
山には可憐な山アジサイが咲いていました。
青森では7月8月がアジサイの盛りだそうで、カレンダーの6月のアジサイはピンとこないらしいです。
日本列島長いので、確かにそうだよな~と感慨深くなりました。
必ずしも中央の常識は地方の常識ではないのです。
砂利道の林道を走り、県境に近くなるとまた舗装道になります。
途中でいくつかある橋のたもと付近から入渓。
出渓地点までは結構な距離があります。
もはや1か月前の話なので、記憶があいまいなところがありますがなかなか良く釣れた釣行でした。
最初に釣り上げた1匹は暗い淵でいたので体色も濃いめ。
サイズも良です。
全体的に針がかりはいまいちでしたが、結構反応があり楽しく釣り上がることができました。
イワナ、やっぱりきれいですね。
初めての渓でしたが、よいポイントがあり気持ちよく釣りを楽しめました。
入渓は8時半くらいで遅めでしたが、休日なのでのんびりと釣り進みます。
深い森の中、もちろん人っ子ひとりいませんが、すぐ横に道が走っているので安心感があります。
まぁ道が近くを通っているといっても、場所によっては道と渓の落差が数十メートルというような場所もあります。
というわけで崖登りしなくてもいいように、出渓地点は多少遠くても川と道の標高差がほとんどないところを選んでいます。
そんな感じでポイントに釣り糸を垂らし、ぼけーっとしていたらいきなり後方数十メートル付近から謎の鳴き声が聞こえてきました。
ギャウワゥワゥ!ギャウワゥワゥワゥ…!!
ドキィッ!!
体が少しこわばり、緊張が走りました。
なんだか獣のような鳴き声…
でも、鳥かもしれないし…
とりあえず、後ろの方だし…
緊張で体がこわばりつつも、竿を納めることはせずに様子を見つつ釣りを続けることにしました。
が、しばらくして再び
ギャウワゥワゥア!ギャウワゥワゥワゥワゥア…!!
なんと、今度は先ほどよりも近くで聞こえました。
しかもでかい声です!
ビクゥッ!!!
こ、これはチカイ…!
獣の声やし!
ちょっと怖いしー!!
やっぱ離れたほうが安全やろー!!
そう思うや否や無表情でロボットのように、無心で上流に向けて歩き出しました。
途中で素晴らしい淵や釣れそうなポイントをいくつも飛ばし、これくらい離れれば大丈夫だろうというところまで一気に進みます。
心臓はドキドキ。
歩みを止めて静かに耳を澄ますと、下流の方でまだギャウワウと鳴き声が聞こえましたが、ここまでくればひと安心なようでした。
ふぅぅ~…っと息を吐いて、ふたたび釣行の再開です。
いやぁ~、びっくりした。
いやぁ~、怖かった。
ほんまにいるんやなぁ~。
あれ、たぶん間違いなくそうやろな~。
鳥ではないしな~。
この山の中であんな声だすの、アレしかおらんよな~…。
かなり冷や汗をかきましたが、釣行が再開すれば不安も彼方へ飛んで行きました。
美しいイワナ!20センチくらいかな。
この日の一番!24センチ♪
美しいね~。惚れぼれ。
途中、デカイのを釣り上げて糸が切れ、水際手前に落とすも這って逃げられてしまいました。
残念!さすがイワナ。
こうして8時半入渓、1時半出渓の長い釣行を終えたのでした。
釣果は18~9センチ程のイワナが3匹に20オーバーが5匹。
小物はりリース。
良型が多くなかなか満足のいく釣果でした。
帰りはすぐ横を通るアスファルトの道へ出て、車まで歩いて帰ります。
あの声は何だったんだろう…。
そんなことも頭をよぎりながら、車までは20分ほど歩きました。
途中、道から見える渓底。
あのあたりで釣っていたのです。
周りは奥深い山ばかり。
てくてくと歩いてようやく車の近くまで来たころ、目前の路上に何やら物体が…。
こ、これは…
こ、これは…!
こ、これは~!!!
ひぃえ~、もしかしてあの鳴き声の主のフンか?!
そういえば場所もこのあたりだった! ような気がする…?
そして、これ、結構新しい! 気がする…?
しかも、渓から山へアスファルトを横切ってけもの道が続いてる…。
通った後の草が生々しく倒れている…。
こ、怖えぇ~~!!!
会わなくてよかったー!!!
車まで無事に帰れてよかったー!!!
もうここに来るの最後にしよー!!!
と、一人で盛り上がっていたのでした。
ホッとしながら車に帰ると、そこにはたまごタケが待っていました。(笑)
キノコは円を描いて生えるというので周りを探して見ると…
いたいた。
たまごタケ一家です。
お出迎え御苦労!
いろいろドキドキひやひやしましたが、今回も無事に生還&釣果を得ることができて良い釣行でした!
いやぁ~、命拾いしたな!(←おおげさ)
こうして泥だらけのホビオに乗って帰路に就いたのでした。
そして、その後釣りあげたイワナは職場にてまかないとなってみんなでおいしくいただきました♪
ごちそうさまでした!
そして、きっとあっという間に追い抜いて秋を先取りすることでしょう。
そんな弘前から7月の釣行のお話です。
白神山地方面、以前下見にちょいとだけ竿を出した山奥の渓流に行ってきました。
ここは途中で採石場があり、行くといつも砂埃で車が真っ白になってしまいます。
しかも山道に入ってからが長く、私の見つけたポイントは山の中も山の中、もうちょっとで秋田県と言うようなところです。
山には可憐な山アジサイが咲いていました。
青森では7月8月がアジサイの盛りだそうで、カレンダーの6月のアジサイはピンとこないらしいです。
日本列島長いので、確かにそうだよな~と感慨深くなりました。
必ずしも中央の常識は地方の常識ではないのです。
砂利道の林道を走り、県境に近くなるとまた舗装道になります。
途中でいくつかある橋のたもと付近から入渓。
出渓地点までは結構な距離があります。
もはや1か月前の話なので、記憶があいまいなところがありますがなかなか良く釣れた釣行でした。
最初に釣り上げた1匹は暗い淵でいたので体色も濃いめ。
サイズも良です。
全体的に針がかりはいまいちでしたが、結構反応があり楽しく釣り上がることができました。
イワナ、やっぱりきれいですね。
初めての渓でしたが、よいポイントがあり気持ちよく釣りを楽しめました。
入渓は8時半くらいで遅めでしたが、休日なのでのんびりと釣り進みます。
深い森の中、もちろん人っ子ひとりいませんが、すぐ横に道が走っているので安心感があります。
まぁ道が近くを通っているといっても、場所によっては道と渓の落差が数十メートルというような場所もあります。
というわけで崖登りしなくてもいいように、出渓地点は多少遠くても川と道の標高差がほとんどないところを選んでいます。
そんな感じでポイントに釣り糸を垂らし、ぼけーっとしていたらいきなり後方数十メートル付近から謎の鳴き声が聞こえてきました。
ギャウワゥワゥ!ギャウワゥワゥワゥ…!!
ドキィッ!!
体が少しこわばり、緊張が走りました。
なんだか獣のような鳴き声…
でも、鳥かもしれないし…
とりあえず、後ろの方だし…
緊張で体がこわばりつつも、竿を納めることはせずに様子を見つつ釣りを続けることにしました。
が、しばらくして再び
ギャウワゥワゥア!ギャウワゥワゥワゥワゥア…!!
なんと、今度は先ほどよりも近くで聞こえました。
しかもでかい声です!
ビクゥッ!!!
こ、これはチカイ…!
獣の声やし!
ちょっと怖いしー!!
やっぱ離れたほうが安全やろー!!
そう思うや否や無表情でロボットのように、無心で上流に向けて歩き出しました。
途中で素晴らしい淵や釣れそうなポイントをいくつも飛ばし、これくらい離れれば大丈夫だろうというところまで一気に進みます。
心臓はドキドキ。
歩みを止めて静かに耳を澄ますと、下流の方でまだギャウワウと鳴き声が聞こえましたが、ここまでくればひと安心なようでした。
ふぅぅ~…っと息を吐いて、ふたたび釣行の再開です。
いやぁ~、びっくりした。
いやぁ~、怖かった。
ほんまにいるんやなぁ~。
あれ、たぶん間違いなくそうやろな~。
鳥ではないしな~。
この山の中であんな声だすの、アレしかおらんよな~…。
かなり冷や汗をかきましたが、釣行が再開すれば不安も彼方へ飛んで行きました。
美しいイワナ!20センチくらいかな。
この日の一番!24センチ♪
美しいね~。惚れぼれ。
途中、デカイのを釣り上げて糸が切れ、水際手前に落とすも這って逃げられてしまいました。
残念!さすがイワナ。
こうして8時半入渓、1時半出渓の長い釣行を終えたのでした。
釣果は18~9センチ程のイワナが3匹に20オーバーが5匹。
小物はりリース。
良型が多くなかなか満足のいく釣果でした。
帰りはすぐ横を通るアスファルトの道へ出て、車まで歩いて帰ります。
あの声は何だったんだろう…。
そんなことも頭をよぎりながら、車までは20分ほど歩きました。
途中、道から見える渓底。
あのあたりで釣っていたのです。
周りは奥深い山ばかり。
てくてくと歩いてようやく車の近くまで来たころ、目前の路上に何やら物体が…。
こ、これは…
こ、これは…!
こ、これは~!!!
ひぃえ~、もしかしてあの鳴き声の主のフンか?!
そういえば場所もこのあたりだった! ような気がする…?
そして、これ、結構新しい! 気がする…?
しかも、渓から山へアスファルトを横切ってけもの道が続いてる…。
通った後の草が生々しく倒れている…。
こ、怖えぇ~~!!!
会わなくてよかったー!!!
車まで無事に帰れてよかったー!!!
もうここに来るの最後にしよー!!!
と、一人で盛り上がっていたのでした。
ホッとしながら車に帰ると、そこにはたまごタケが待っていました。(笑)
キノコは円を描いて生えるというので周りを探して見ると…
いたいた。
たまごタケ一家です。
お出迎え御苦労!
いろいろドキドキひやひやしましたが、今回も無事に生還&釣果を得ることができて良い釣行でした!
いやぁ~、命拾いしたな!(←おおげさ)
こうして泥だらけのホビオに乗って帰路に就いたのでした。
そして、その後釣りあげたイワナは職場にてまかないとなってみんなでおいしくいただきました♪
ごちそうさまでした!
と言いながら、1.5mほどの距離で出くわした経験があります。静かに後ずさり・・・でなんとか逃げれましたが運が良かっただけでしょうね。
鳴き声をカタカナ表記にされても、ホヤホヤの落とし物を見せられても、私にはわかりません・・・。イノシシ?熊?熊はやばいでしょさすがに・・・。
くまモンだったかもw
てか、やっぱり 釣りなのねw
早くも岩魚の天敵ですね~
素手で熊を仕留める記事のアップを楽しみにしています(笑)。
熊がそこにいても釣りを続けるオイノコさんの根性に拍手(爆)!
11月には冬眠してると信じて。夏場に渓流に下りるなんて無理です。当地岡山には桃太郎伝説がありますが、金太郎は讃岐でしたか?
それにしてもヒレピンの良いイワナですね。タマゴタケも食べごろだし。今年は渓流釣りは一度も行けてないので、羨ましいです。
岡山も危険地帯ですね。
やっぱり熊のほとんどいない四国の渓流釣りが安心ですな。
しかし、格闘家って…ダレ?
イワナ、やっぱりちょっと大きいのかよく糸が切れてしまいます。というか、メンテ不足かな。
熊本でもないのにくまモンには会いたくないですねー。^_^;