土佐山が熱い

最近知った土佐山アカデミー。
ここのワークショップがかなりツボです。

都会的センスの良さを感じると思ったら、スタッフの方も都会人らしいです。
よくあるような　炭焼き体験　ピザを焼こう　竹食器づくり…　といった定番ワークショップではなく、私が興味をそそられるマニアなものをたくさん企画しています。（笑）しかも値段もリーズナブル。基本的には土佐山アカデミーに3ヶ月間滞在しているアカデミー生の授業が週末だけ一般公開されているという形になっています。

というわけで、4月に4回も土佐山アカデミーのWSに参加してしまったのでした。

まず1回目は　5万円で家を作る方法。
セルフビルドに憧れはするが、実際どのようにつくるのかわからないということで参加決定！
実践編の1回目と4回目の2回参加しました。
しかも実践編は参加費無料ということでありがたいことです。

そこにある材料で作ろうということで、今回の材料は杉とヒノキの間伐材で作られることになったようです。



講師は　足利成さんという建築家の方です。
もともとログビルダーとのこと。



丸太の加工から教わります。



水平機や差し金を使って材の墨付けを行っていきます。



柱の形が決まったら、平面を出します。



チェンソーで平面を出した後、かんなで削って平らにしていきます。



あっという間に美しい面が出ました！

私も久々のチェンソーでドキドキしながらの作業でした。



アカデミー生は女の子ばかりですが、みんなとってもアグレッシブ！
初めてのチェンソーでも、みんな進んで作業に取り掛かります。
私は1日だけでしたが、この作業を3日も続けていたみんなはかなりチェンソーが上達したようです。
私ももっと参加したかったなぁ！
1日目は材の切り出しで終了しました。

2日目、3日目はほぞを作ったりする作業でしたが、私は出席できず。
4日目の棟上げ作業に参加しました。


講師さんのワンコ。オスなのに りこちゃん。


まずは地鎮祭から。
なぜかクリスマスツリー。
そして、祝詞はスマートフォンから。
気持ちがこもっていれば通ずるそうです。確かに。


正方形の家を建てるので測量。


基礎は石臼。
あるものを利用します。


多くの人の力で、柱が立っていきます。


段々形が現れてきました。


お昼までに4本の柱が立ちました！
こういうのを見るのは初めてだったので、感動。
なるほど、こうやるのか～ということも見ることができて勉強になりました。


昼からはいよいよ屋根の部分の丸太を乗せます。
重い丸太を担いであげるのは見ているだけで緊張します。（←高所恐怖症）


二つ乗りました！


３本乗り、4本で四角い形が完成！
組み合わせたところには補強を入れてしっかりさせます。
意外と簡単に立つんだな～。
でも、一人じゃ無理だし機材もたくさん必要と言うことがわかりました。


壁は丸太の切れ端を並べるそうです。


時間があるので横ラインの補強も入れます。
ゆくゆくはもっと細かく補強が入っていきます。


上棟祭もすませました。

アカデミー生が卒業する6月下旬までには完成の予定だそうです。
どんな家が立つのか楽しみ！
参加できないのは残念だけど、帰ってきたらまた見に行こうと思います。

5万円で家を建てるのは楽しくて大変だ！