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名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

台形と円の不思議な関係 その2!

2013-04-25 10:47:51 | 中学3年

全国学力テストが実施され、その問題と解答が新聞に掲載されました。

この問題に立ち向かう子供達を見守る大人達は、

同じ問題にはチャレンジしないでしょうね~

難しくてできない!という場合が多いかと思います。

事実、むつかしいのです。

大人ができなければ面目が立たない!・・・でも

自分ができない難問に立ち向かう子供達を、

なかなかほめようとはしない~

点数は横においといて、まずできた問題があれば、

ほめてあげましょうよ!

 

前置きはこのへんにして

前回の答え

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台形の中に入る円があって、辺DCの長さはいくらか?って問題でしたね。

この図に点と線を書き加えますと

直角三角形PODと直角三角形RODは、2組の辺の長さが等しいので

同じ三角形 合同 です。

このことから辺PD=辺RD=2cm

同じように直角三角形QOC=直角三角形ROCより

辺QC=辺RC=3cm

辺DC=DR+RC=2+3=5   答え 5cm     

1つの図形の中に、円がぴったり入ると言うことは

図形の辺が円の接線になります。

2つの接線で作られる2つの直角三角形は、いつも合同!

ここがこの問題のミソです。

 

それでは、円と接線の関係が分かったところで

次のような問題なら、どうやって解けばいいのでしょうか?

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図のように台形に内接する円があり

下底の長さが6cm、底角が60°のとき

辺ADと 辺DC の長さはいくらか?

さあ、どうするどうする?


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