どこかで地震が発生しますと
最初に小さな揺れP波(Primary wave 第一波)と
その後に大きな揺れS波(Secondary wave 第二波)がやってきます。
厳密には、その伝わる速さが場所によって多少の違いがあるようですが
P波は毎秒7km、S波は毎秒4km の速さで進みます。
小さな揺れが始まって15秒後に 大きな揺れがきた場合
震源地までの距離は、何kmだったのでしょうか?
地震が発生してから小さな揺れを感じるまでの時間をX秒
震源地までの距離をYkm として 式に書きますと
Y=7X
Y=4(X+15) と書けます。
これを連立方程式として解きますと、
X=20、Y=140 となり、
地震発生から20秒でP波がきて、震源地までの距離は、140kmだったと分かります。
それでは、次のような場合はどうやって計算しましょうか?
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地震発生後 A町ではP波がきて12秒後にS波がきました。
A町にS波がきた時刻にB町ではP波がきました。
B町から震源地までの距離はいくらでしょう?
P波は毎秒7km、S波は毎秒4kmとします。
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この問題は、かなり現実的な問題です。
地震という波の伝わり方グラフの見方も、しっかり覚えましょうね!
(このグラフは、先ほどの問題とは無関係です。念のため)
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