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食いしん坊、健在

食べたり飲んだりした話と思いきや…

ナカジマ会館 @長野

2019年04月10日 | お食事








ある朝、長野駅前に降り立つ。
もちろんバスで行った。
となると、街はまだまだ…な時間なのである。

そんな中、なんとしても朝飯が食いたい! と思っていた。
ファミレスでもファストフードでもいい! と。
とはいえ、どうせなら…という嫌らしい気持ちも捨てきれず。
ということで、たどり着いたのがこちらだ。

こちらのお店は駅にある。
改札出て駅ビルの入り口のあたり…ってイメージ。
朝7時から営業なのを待ち構えて入店した。
なんでもない平日の早朝である。
出勤登校の人だってまばらな時間帯だ。
そんでも、僕と同じく開店を待って人がほかにもいて驚いた。
お店の人が7時ギリくらいに店を開けたのだが、その瞬間に券売機前に並んだ次第。
妙な高揚感があった。

さてお蕎麦。
何にしようかな~と思ったが、信州らしいものをと思い、きのこの蕎麦にした。
寒い朝だったもんで、温かいやつ。
そこに長野らしい唐辛子をかけて食べた。
美味し!
満足感7割での味かもしれないけど、それでも大いに満足した。

ちなみにお店の感じはとてもよかった。
店内は小ぎれいだったし、お店の人もちょうど良い。
ちょうど良いってのは、テキパキしてて、適度に丁寧で、妙な愛想を作らないってなこと。
僕的にはベストだった。

まぁ、駅そばなんで、ササっと食べて、そのままふらりと街歩き。
かの有名な善光寺へと向かったのである。


銀座 天龍 本店 @銀座

2019年04月07日 | お食事
ウチの母親は餃子が好きだ。
…いや、寿司もウナギもカリントウも好きなんだけども。
最初から脱線するけども、過日、姪と話をしていた。
その時、死んだあとの供物は好物を供えようという話になり、姪が考える祖母(僕の母だ)の好物を挙げてもらった。
そしたら、上のものがスラスラっと。
あと、わさびナスってのもあったな。
ちと笑った。

それはいいとして。

つーことで母は餃子好き。
でもって、孫(姪と甥)も餃子好き。
ある日、姪がテスト勉強に苦しんでいた時、「成績が良かったら餃子を食べに行こう」と約束したらしい。
行く先は、母の思い出の餃子屋さん、銀座の天龍である。
母は今でこそ埼玉のド田舎にいるが、その昔はおギンザで働いていたのだそうだ。
その時、仲間と食べに行った餃子がBEST OF LIFE なんだってよ。

思い出というのは美しいものだし、年寄りというのは語りたがり。
姪には、天龍が地上最強の餃子屋だと刷り込まれてしまった。
そうなれば、是が非でも勉強を頑張るわけだ。
かくしてめでたく餃子の日を迎えることとなった。

天龍は、母が通っていた時…って、もう半世紀前だわな…とは多少場所が変わっているらしい。
いや、もしかしたら、建物とかが変わってるから、よくわからなくなってるのかもしれない。
いずれにせよ、母は「こんなだった?」と驚いていた。
だが、餃子が出てきたら「これこれ!」と。
しかし、食べ進めるうちに「昔はもう少し大きかった」とも。
まぁ、そんなもんだろうな。




店の入り口の看板(?)



入口で見たものにさも似たり! 



餃子にはビールっすよ




看板(ディスプレイ)的なものは、写真だと大きさがわかりにくい。
でも、これ、結構デカかった。
その意味でなく、皿とのバランスで、餃子の大きさもアピっている。
メニュー写真に騙されるのは世の常。
そんなに大きいものがくるのか? という気にさせられた。

だが、出てきた餃子は、看板とさも似たり。
ナスか! というサイズだった。
こりゃライスなしで十分だな…と思った。

味は母が恋しがるだけあって、美味しかった。
単にサイズ故でなく、味でも大満足である。
しかし、僕はビールありだったし、そもそも大食いである。
小鳥ほどしか食べない人種はどうなんだろう?
かなりの苦行ではあるまいか?
…と思ったが、店前には絶えることない長蛇の列。
見回せば老若男女が餃子を頬張っている。
ふ~ん、これが名店ってやつなんですなぁ、と誰目線かわからぬ感想を持った。

つーことで、餃子好き3代は、みな「腹いっぱい」となって店を後にした。
満足、満足。
また機会があれば是非お邪魔したいと思う。

セルフうどん やま鴨島店 @徳島

2019年04月04日 | お食事











セルフのうどん。
丸亀製麺とか、はなまるうどんとか、結構増えてるから珍しくはない。
でも、いつかは本場で! と願わずにはいられない。
たまたま徳島へ行くことになったので、どうせなら足を延ばしてうどん県へ! と思った。
だが、貧乏旅行は制約が多く、うどん県までは行かれなかった。
うどん県…
近くて遠い…

とはいえ、諦めるのも癪ってことで、徳島でそれっぽいうどんが食べられないかと調べた。
結果たどり着いたのがこちらのお店。

お店は、1つの駐車場にあれこれ商業施設がくっついてる式の場所にある。
一番大きいのはスーパーかな。
その横。
店内は結構広い感じで、天ぷらとかおにぎりとかが待ち構えている。
それらを物色しつつ進み、最後にうどんをオーダー。
ほどなく用意されるので、支払いを済ませ、好みの薬味などをのっけて終了。

僕は冷たいぶっかけうどんの中サイズ。
それに、ゲソ天と半熟卵天。
かしわ天も惹かれたんだけど、帰りの車を思ってやめておいた。

いや~満足。
非常に美味しかった。
ホント、満足。
欲を言えば、天ぷらが温かかったらいいのに…といったところだが、油も悪くなかったのでまぁいいか。
ということで、大いに満足したのだった。


まるまる @明石

2019年04月02日 | お食事
春休み、特にすることがない。
そんな人間が集まって、旅に出ることにした。
何処に行きたいか? という問いには明確な答えはなし。
何がしたいか? から、何が食べたいか? になり、明石焼を求めて出かけることになった。

いろいろ調べて、あっちがいいの、こっちがいいのと言っていた。
が! いざとなると、目当ての場所は長蛇の列。
そちらのお店は、「いつになるかわかりませんよ」的な対応だった。
むぅ~、じゃーほかにすっかなぁ…となって、こちらのお店にたどり着いた。
こちらも列ができてたんだけど、お店の人の対応が丁寧だったのが好印象。
一応調べたら、評判も悪くない。
なら、十分じゃないか! ということで。




入口。右の方では調理場がガラス張りで見える。焼いてる姿ってのも面白い



メニュー。なにやらめでたげ



おぉ~



車だったのでオレンジジュース。ホントは明石サイダーがよかったけど品切れだった



やっほ~



ひゃっほ~~



タコ焼きも食べたくなったのさ



店前にあったメニュー。明朗会計である



その後、明石海峡大橋ってのを渡ったよ



帰りはライトアップされてたよ



ということで、明石焼は超満足。
ものすごく美味しかった。
ただ、熱々なもんで、やけどとの闘いってのがつらかった。
それと、車だったから、ノンアルだったのも残念だった。

こちらのお店は駅ビルにある。
また明石に行くことがあれば是非立ち寄りたいと思った。




閑臥庵 @京都

2019年03月29日 | お食事
それは京都に行ったときのこと。
昨年の初夏…くらいだったかな。
ご一緒する方が、「京都といえば精進料理!」と言い出した。
まぁ、一度くらいは…と思ったので、おススメのお店を選んでもらってGO。

HPを見たら、こちらは精進料理ではなく、京懐石普茶料理というらしい。
違いはわからん。
わからんけども、いずれにせよ肉っけはなく、「お体によろしおすなぁ」的なラインアップだった。
ありがたや、ありがたや。

今回はめずらしく写真がたくさんあるので、まぁ並べて行こうと思う。




こんなあたりにある。京都ってのは歴史がどどんとある街だな



迷子になった…。でも、看板が見えて一安心



こんな感じの入り口



入ったらこんな



更に進むとこんな



本堂…じゃないだろうと思うも、どこを尋ねたらいいのやら? こっちか!



素敵なお庭なのね



いよいよ店内(?)に



ふすまで仕切られたお部屋



お庭から涼やかな風が流れてきますわ



最初のSET



何やらもんもん



季節感?



飲み物のメニュー(お料理は予約時に)



献立



ちととんだ…



こういうこと



で、お料理スタート! 以下、順不同(になってしまった)





































よくよく考えると、黄檗宗のお寺さんなのである。
となると、中国っぽいのである。
サッパリ目なものと、こってり目のものが出て、なんともバランスが良い。
僕のような人間でも相当な満足感だった。

黄檗宗?
そういえば、隠元はなかったか…?
あ! だから「普茶」なのか!
…と、今更ながら妙な感慨を覚える。

食事代には拝観料込みとのことで、敷地内をブラブラ。
何やら歴史的なものも展示されていて、「ほ~」とな。
さすが京都!
THE歴史ってなもんである。

なんというか、「圧倒された」といった食事だった。
いずれも美味しかったし、面白かった。
なので、機会があればもう一度…と思わなくもない。
しかし、色んな意味で相手を選ぶなぁとも思うのである。