軒先にネコが現れたよ

洗濯して干して、ひと息ついていたらネコがやってきました。
僕はネコを見たことがたくさんあるので、すぐにこの動物がネコだとわかりました。だから驚きませんでした。
ピンときました。これはネコだな、と。十中八九、ネコだなと。
決めつけるのもよくないので、ネコじゃない可能性も視野に入れつつ。

近所には野良ネコが多い。野良犬はほとんどいません。

前に住んでいたアパートは二階の部屋だったんですが、隣の家の屋根でいろんなネコがよく日向ぼっこをしていました。

思い出に残っていることがありまして、ある日、隣の家の屋根にいたネコが僕の部屋めがけて飛んできたことがあったんです。
残念ながら網戸にさえぎられ、ずり落ちていきました。
網戸に直撃し、バイ～ンという音のあと、フニ゛ャーと言いながら見えなくなりました。

何が目的だったのか、今もって不思議なとこです。
友達か誰かが何らかの事情でネコの姿になってしまい、それを知らせに来たのか、などと少々メルヘンなことも考え、だとしたら誰だ？と思いを巡らせたりもしましたが、心当たりがなく。
何日か様子を見ましたが、家族や親戚、友人知人に変わったことはなく。
そのまま迷宮入りです。

写真のネコがあのときのネコだったりして、と、ちょっと期待したものの、このネコは僕にいちべつくれて行ってしまいました。

あのネコ以来、開放されていない窓に体当たりして入ってこようとするガッツのあるネコはいないですね。
いても困りますね。

もし、もし沢田研二さんがこのブログを見てくださったら、こんなに嬉しいことはありません。
「あれ俺やで」と。
「あれ俺やったんやで」と。