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埼玉発、研修講師のつぶやき~マナー・食・文化・四季折々~

埼玉を元気にするため地域限定で活動する研修講師が感じたマナー・食・文化のことなどを折に触れ発信します

師走に大掃除は常識?

2010-12-13 | 行事・歳時記

早いもので、もう師走。今年も残り僅かになりました。

今年は、夏の暑さが10月中旬まで続いたので、秋を通り越して一気に冬になったような、「そういえば秋なかったわよねぇ」先日もそんな話をしていました。ところが12月になっても、コートのいらない日もあり、今日は最高気温9度だそうですが、明日は18度ですって!一体どうしたのでしょう今年は。

いよいよカレンダーとにらめっこで、何かと慌しいことと思いますが、着々と準備はお進みですか?私は年末の大掃除より日頃の小掃除をお勧めしています。つまり、日常こまめにキレイにしていれば、何も暮れに大変な思いをしなくても済むということです。徹底的に汚してしまってから落とそうとするから大騒ぎになってしまうのでしょう。

今日のワンポイント

「出したら仕舞う」「開けたら閉める」これは整理整頓の基本。これだけで家の中はいつもスッキリ片付いています。「汚れは熱いうち」ガスレンジの吹きこぼれや汚れは、余熱の残っているうちにサッと拭くと簡単です。ただし五徳を持つ際には火傷しないように、鍋つかみを使って注意してくださいね。暮れにあれこれ洗剤や道具を駆使してゴシゴシやらなくても大丈夫。これは電子レンジの庫内にも当てはまります。使う度に、取り出した後サッと拭く習慣をつけておけば、「レンジ内の頑固な汚れを落とすには、コップに水を入れて加熱し蒸気で汚れをゆるめましょう」などという、暮らしの知恵袋みたいなものを使わなくても済みますョ。分かっちゃいるけどなかなかね、と言う声が聞こえてきそうですが・・・

これでいつも家中キレイ 年の瀬も余裕です。是非今日から実行あるのみ

 


初金木犀

2010-10-10 | 行事・歳時記
季節の移ろいを感じる瞬間は色々ありますが、
嗅覚に訴えるものって、大きいような気がします。

ある朝、玄関を開けたとたん、そこはかとなく漂って来る金木犀の香り。
初雪、初霜、初氷など、初とつくものは数あれど、初金木犀なんて言わないですが・・・、
この季節、金木犀の香りに、あぁもうそんな季節なんだなぁとしみじみ思います。

そんな訳で、この朝、新聞を取りに行った時が、私にとっての初金木犀でした。

今の時期、街中どこに行っても金木犀の香りで一杯。
深い緑の葉の中に、オレンジ色の細かい花が見え隠れする様子を目にします。
10月に入っても、まだまだ夏日があったりしますが、そろそろ本格的な秋の訪れを感じる今日この頃です。

10月1日

2010-10-01 | 行事・歳時記
早いもので、今日から10月。10月、神無月、衣替え・・・
4月と同じように区切りになる月で、値上がり値下がりや、様々なことが新しくなるというニュースが盛りだくさんです。その中でも特に煙草の値上がりの話で連日もちきりでした。
ちなみに神無月と言うのは、全国の神様が出雲大社に集合するため留守になるからで、逆に出雲では神在月と言われています。

そして、10月1日はピンクリボンの日。10月は乳がん月間で、東京タワーがピンクにライトアップされたり、全国で様々な検診啓発イベントが行われます。

今や二人に一人はがんになる時代。外をフラフラ歩いていて交通事故にあうより確率は高いのです。風邪やインフルエンザと違って、注意して予防できるものではないので、何より「早期発見早期治療」のひと言に尽きます。
これは全てのがんに共通しますが、特に乳がんは、ごく早期に発見できれば、信じられないくらいに治療が簡単で、回復が早く、ほぼ100%近く完治します。アグネスチャンさんや山田邦子さんを見てもお解かりですよね、ですから、是非進んで検診を受けてほしいものです。
昔は「がん」と言うと不治の病、イコール死というイメージでしたが、いまや早期に発見して切れば治るというのが常識です。私の周りにも、胃がん・乳がん・子宮がん・肺がん・膀胱がん、その他がんを患った人がたくさんいますが、みんなピンピンしています。ですから私はがんに対しての恐怖感が全くないのです。一生食べたい物を我慢する内科治療の慢性疾患のほうが余程ツライでしょう。それでも一方では、がんで亡くなる人がまだまだ多いのは事実で、非常に残念なことです。

ピンクリボン運動が、すっかり有名になり、やることも派手なので、他の学会がやきもちを焼きそうですが、子宮頸がんは「ティール&ホワイトリボン」前立腺がんは「ブルークローバー」など、それぞれのシンボルマークがあります。全てのがんの撲滅を目指して、地道な活動が行われています。
皆さん、自分だけは大丈夫と思わず、ある程度の年齢になったら、しっかり検診を受けましょう。

暑さ寒さも彼岸まで?

2010-09-23 | 行事・歳時記
記録続きの猛暑もようやく収束のようです。昨日は、最後の一押しという感じで猛暑日を更新しましたが、今日はうって変わって朝から雨模様、気温差二ケタだそうです、ブルッ。それどころか、ゴロゴロ雷まで鳴っています一体どうなっているのでしょう今年のお天気は。
今日は、お彼岸のお中日(おちゅうにち)―最近はこういう言い方をする人も減ってきたと思いますが―秋分の日です。まさに「暑さ寒さも彼岸まで」を地でいった様なお天気になりました。炎天下のお墓参りは辛いので、涼しくなって嬉しいのですが、生憎の雨では、お墓参りにもいけません。今日から3日間雨のようですから、お墓参りはギリギリお彼岸の明けの日曜日にしましょうか。

お墓参りに限らず、生活習慣や季節の行事などは、親から子へと伝えられていくもので、小さい頃から、自然に生活の中で身につくものです。ですから、親が先祖供養をしていないと、その子供は、分からないし、感覚的にその気にならない。これは年齢には関係ないと思います。結局お墓は荒れ放題、その子の親が亡くなっても、多分お墓には足が向かないでしょう。
その点、地方における旧い家族制度もある意味では良いことかも知れませんね。田舎の親戚づきあいが煩わしいという場合もあるでしょうが、少なくとも無縁仏や、今話題の「消えた高齢者」のようなことはないでしょう。と、都会育ちの私が簡単に言うのもどうかと思いますが。

勿論、お墓に行くだけが供養ではないですから、日々の生活の中で、折にふれ先祖に感謝、朝日に向かって感謝など、何でも良いのですが、要は心の問題ではないでしょうか。そこで年に2度のお彼岸に、改めて考える機会にしましょうということです。
最近は、遠隔地の人などのために、墓参代理業が大繁盛だそうです。ご先祖様もビックリですか。

桃の節句

2010-03-03 | 行事・歳時記
久々に関東地方はスッキリ晴れました。皆様大洗濯ですか?私もです。でも何と!明日からまた雨だそうです。こんなに良いお天気なのにそして来週はまた寒くなるそうです。猫の目のように変わるお天気で、体調を崩されません様に。

灯りをつけましょ雪洞に~、今日はひな祭り。お節句というと、どうしても桃の節句と端午の節句がクローズアップされますが、実は「五節句」と言って、暦の節に当たるところにそれぞれ人日、上巳、端午、七夕、重陽の節句があります。現在では、年中行事というか、特に子供のいる家庭では、上巳の節句(おひな祭り)と端午の節句(こどもの日)を子供の成長を祈る意味で、お人形などを飾ったり、食べ物で祝う習慣になっています。
ちなみに、お人形は、子供の病や災難の身代わりですから、母親のお雛様や姉妹で共通というのは、本来の趣旨に反するのです。でもさすがに二つは必要ないので、何か一体お人形を買い足してあげればよいといわれています。昔から、旧いおうちにはお人形が沢山ありますでしょう?現代の狭い部屋に段飾りをいくつもって、それはないですよね。

さて、昔から、お節句が終わったら雛人形をすぐに仕舞わないと、お嫁に行き遅れると言われますが、これはだらしない女の子になるのを戒める意味で、根拠はないそうです。それよりも、お人形を出す時も仕舞う時も、二日続きの晴れた日を選ぶことが大切です。これは布団干しも同じですが、晴れていても雨上がりは湿気があるので避けましょう。ということで、我が家では明日からしばらくは仕舞えません。