早いもので年が改まって、もう一週間が経ちました。今日は七草。七草粥は召し上がりましたか?
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」春の七草。何となく見覚えのある雑草のようなものもあり、すずなは蕪、すずしろは大根。春の七草が食べられるものであるのに対し、秋の七草は花を付けるものが多く、特に茶花として珍重されます。
スーパーの店頭でも、パック入りの七草セットが売られていす。私は数日前にこれを買い求め、今朝七草粥を頂きました。正月疲れの胃腸に優しいと言われますが、本当に何だかスッキリしました。ご存知のように、お粥をお米から炊くのは大変。でもご安心をレトルトパックの白粥を温めて、パックの七草を刻んでサッと湯がいて合わせれば、ハイこれで七草粥の出来上がり 忙しい朝に手間を掛けなくても、季節感は味わえます。現代生活の中に上手く伝統行事を取り入れる工夫をすれば、決して面倒ではなくなりますよね。
確かにお米からコトコト時間をかけて炊き上げたお粥は美味しいものです。よく、時間と愛情が料理を美味しくしてくれるなんて言いますが、そんな面倒なことしない、と言っているうちにドンドン旧いものが失われていきます。ですから私は便利なものは上手く利用することも否定することはないと思っております。
【今日のワンポイント】
今日で松の内は終わり。お正月飾りを片付けましょう。クリスマスツリーもお雛様も、季節のものは、早めに出して終わったらサッと仕舞うことが大切です。あ、鏡餅はまだですよ。鏡開きは11日です。
年賀状も今日でおしまい。これから立春までは寒中見舞いになります。ここでご注意ですが、暑中見舞いや寒中見舞いを書く時に、目上の方には「お見舞い」ではなく「お伺い」にいたしましょう。