少し前に、外資系保険会社のトップセールスマンが書いた「鞄はハンカチに置きなさい」という本が出版されましたが、まさに我が意を得たりの心境でした。と言いますのも、日頃からこの辺のことに無頓着な人が多いことが気になっておりました。
ご存じない方のために簡単に解説しますと、この題名は、お客様のお宅を訪問した際には、鞄を直接床におかず、ハンカチの上に置きなさいというもので、その他にも著者が営業先で気をつけていることが色々書かれています。
営業マンは勿論のこと、一般の方も、よそのお宅を訪問する際には、コートと鞄の扱いには、くれぐれもご注意いただきたいものです。
外を歩いてきたわけですから、埃や汚れや様々なバイキンなどを室内に持ち込むことになります。まず、マナーとしては、会社であれ個人宅であれ、玄関を入る前にコートは脱ぎますよね。これは皆様ご存知だと思います。コートは裏返して手に掛け、ご挨拶をします。
問題はその後です。個人宅の場合、玄関を上がったら、鞄とコートは、玄関ホールの隅に邪魔にならないように置きます。商談の場合は、鞄は室内に持ち込むのはやむをえないですが、その際の心構えが冒頭の本の題名に象徴されています。普段、外では鞄を無造作に地べたに置く方もいるでしょうから、基本的に鞄の底は汚れていると心得ましょう。
その汚れたものを、生活の場であるお部屋の床や畳の上に置くなんて、大変失礼なのです(畳の場合は摩れにも注意)。ハンカチの上とまではいかなくても、そのような心遣いが必要でしょう。ましてや、テーブルの上に置くなんて、言語道断ですが、実はこれ、我が家で実際にある有名企業の営業マンがやってくれました。ダイニングテーブルですぞ!これには、さすがに厳重抗議いたしました。
昔は?応接間というものがあって、家族の居間と客間が分かれていましたが、最近の家ではほとんどがリビングダイニングルームになっていますから、まさに飲食スペースなのです。ゆめゆめ会社のデスクのつもりで振る舞わないようにお気をつけください。
仕事でなくても、家に来て、バッグや買い物をした袋など、平気でテーブルに置く人が結構いますが、神経質な私は本当に卒倒しそうになります。ちなみに私は、自分のバッグでも絶対にテーブル上には置きませんし、逆にスーツケース以外のものはどんなに重くても地べたに置く事はいたしません。
鞄の室内持ち込みは、仕方がないですが、コートはありえませんよ。実はつい最近、有名金融機関の支店長と担当者が揃いも揃ってやってくれました。「コートお預かりします」と言いましたら、「いえ結構です」とあまりにも遠慮なさるので、つい「いいえ、こちらが困りますので」と言ってしまいました。
結論として、不特定多数の人が出入りする会社と違って、個人が生活するスペースに入ることは、ある意味外部からの侵入者なのです。法人営業では、ビジネスマナー等に気をつけ、かなり緊張感を持って振る舞っていらっしゃると思いますが、個人宅では、また別の意味での細心の注意が必要です。
ご存じない方のために簡単に解説しますと、この題名は、お客様のお宅を訪問した際には、鞄を直接床におかず、ハンカチの上に置きなさいというもので、その他にも著者が営業先で気をつけていることが色々書かれています。
営業マンは勿論のこと、一般の方も、よそのお宅を訪問する際には、コートと鞄の扱いには、くれぐれもご注意いただきたいものです。
外を歩いてきたわけですから、埃や汚れや様々なバイキンなどを室内に持ち込むことになります。まず、マナーとしては、会社であれ個人宅であれ、玄関を入る前にコートは脱ぎますよね。これは皆様ご存知だと思います。コートは裏返して手に掛け、ご挨拶をします。
問題はその後です。個人宅の場合、玄関を上がったら、鞄とコートは、玄関ホールの隅に邪魔にならないように置きます。商談の場合は、鞄は室内に持ち込むのはやむをえないですが、その際の心構えが冒頭の本の題名に象徴されています。普段、外では鞄を無造作に地べたに置く方もいるでしょうから、基本的に鞄の底は汚れていると心得ましょう。
その汚れたものを、生活の場であるお部屋の床や畳の上に置くなんて、大変失礼なのです(畳の場合は摩れにも注意)。ハンカチの上とまではいかなくても、そのような心遣いが必要でしょう。ましてや、テーブルの上に置くなんて、言語道断ですが、実はこれ、我が家で実際にある有名企業の営業マンがやってくれました。ダイニングテーブルですぞ!これには、さすがに厳重抗議いたしました。
昔は?応接間というものがあって、家族の居間と客間が分かれていましたが、最近の家ではほとんどがリビングダイニングルームになっていますから、まさに飲食スペースなのです。ゆめゆめ会社のデスクのつもりで振る舞わないようにお気をつけください。
仕事でなくても、家に来て、バッグや買い物をした袋など、平気でテーブルに置く人が結構いますが、神経質な私は本当に卒倒しそうになります。ちなみに私は、自分のバッグでも絶対にテーブル上には置きませんし、逆にスーツケース以外のものはどんなに重くても地べたに置く事はいたしません。
鞄の室内持ち込みは、仕方がないですが、コートはありえませんよ。実はつい最近、有名金融機関の支店長と担当者が揃いも揃ってやってくれました。「コートお預かりします」と言いましたら、「いえ結構です」とあまりにも遠慮なさるので、つい「いいえ、こちらが困りますので」と言ってしまいました。
結論として、不特定多数の人が出入りする会社と違って、個人が生活するスペースに入ることは、ある意味外部からの侵入者なのです。法人営業では、ビジネスマナー等に気をつけ、かなり緊張感を持って振る舞っていらっしゃると思いますが、個人宅では、また別の意味での細心の注意が必要です。