A.N.A.L. Co., Ltd. Executive Office of the President

“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

まっしろいトロトロで、すこし匂いがするもの。

2005-04-02 18:01:04 | Essay
それはなんでしょう?
私の場合、それは【カスピ海ヨーグルト】になります。
( 類似例は、「真っ黒で太くて、せいがつくもの」ときて、「うなぎ!」というものもあります。)

一昨年位でしたか、カスピ海ヨーグルトが世の中の健康オタ…もとい、ヘルシー嗜好の主婦層に流行したのは?
私がこのヨーグルト…クレモリス菌さんたちを培養し始めたのは今年に入ってからで、なかなかよい暇潰しになっています。
自宅では野菜の糠漬けや浅漬け、手造り甘酒や味噌といった日本伝統の発酵モノ造りを幼少の頃から嗜んできた私ですが、舶来モノの発酵は正直初めてでした。

まぁ、このヨーグルトの簡単なこと。ヨーグルトを牛乳に混ぜて放置プレイをするだけで、6、7時間後には出来上がりなんですからお手軽です。
なんでヨーグルトなんてモノについて記事を書いてみたかというと、それは最近の花粉症ブームに嫌気が差したからです。
今日のスギ花粉の大量発生を招いたのは、林業への関心が今まで低かったこと、不規則な生活習慣を続けていたこと、今さえよければいいと過度に刹那的に生きてきたこと・・・すべては皆が油断していたことが原因ではないでしょうか。
今になって花粉症対策グッズを買い漁る人々の、なんと見苦しいことか。
私のように、日本古来の発酵食品(今はスローフードと言うのでしょうか?)を食べ、古臭い生き方をしてきた人間は花粉症になどなりもしない・・・ハズ。
花粉症の時期ですが、これを機会に生活習慣などを見直して、温故知新を実践するのもよろしいのでは?

さて、発酵大好き人間の私のバイブルをご紹介。
『食いたい! 男の漬け物』 著:小泉武夫 発行:角川書店 お値段:838円+税
 ( 私の場合、『食いたい! 女の漬け物』…といった処でしょうか )

もう1冊、
『くさいはうまい』 著:小泉武夫 発行:毎日新聞社 お値段:1500円+税
 ( これはすごいです。本の帯に「においますぞ!!」と書かれています。
   私はついページの匂いを嗅いでしまいました(笑)

(2005-03-11 20:49:45に投稿されたものを再録)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 学生稼業も楽じゃない? | TOP | ライブドア vs フジテレビ 法... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | Essay