週刊モーニングで連載されていた「ひまわりっ」が完結いたしました。
全13巻。いえっさにとっては不吉な数字ですが、単行本が15巻を超えるマンガを完走したことがない私にとっては、ちょうどいい巻数です。
アキコが上京して以降はウィング関先生と副部長コンビの独擅場になってましたが、アキコと健一2号をとりあえず落ち着かせて古川うなぎのマンガ道で最終回まで押し切ったのは、あまりに強引すぎて逆に清々しかったです。マンガとしては邪道かもしれないけどね。
ただひとつ残念なのは、空港で待ち伏せしていた節子がなんの反撃もできずにそのままフェードアウトしてしまったこと。何を考えてるのか絵を見ただけではわからないキャラなので、2号のことをあきらめたのかどうかはっきりさせて欲しかったです。
しかし、最終回はアキコと健一2号のゴールインで終わるかと思っていたのにそうなかったのは、やはりリアルアキコの現実を反映だろうか…。
で、結局「ひまわりっ」はドラマ化もアニメ化もしませんでしたが、こちら「海月姫」はノイタミナでアニメ放映が決まったそうです。
「クラゲのドレスを作って売って儲けて億万長者になって天水館を救う」ために、月海覚醒!…したはずなのに、シュウシュウと稲荷さんを見た途端にフリーズ!!そして蔵之介は尼~ずたちに女装がバレそうになり…
4巻もいままで通りオタクなノリのギャグが満載で笑かしてくれますが、
シュウシュウのことが好きなのにそれを認められない月海、
月海のことが気になるのを認められない蔵之介、
周囲に振り回されっぱなしのシュウシュウの
3人の不器用な恋愛模様に胸キュンさせられっぱなしでした。月海の「私の人生に刺激なんていらないんです」というモノローグなんて、読んだ瞬間ぐさっと胸に突き刺さりましたから。もっとも、私が一番胸キュンしたのは鯉渕パパ(シュウシュウ&蔵のパパ)の見事なプレイボーイっぷりでしたが。何あのそつのないたらしっぷりは(笑)いやー、ジジ様が「トク・・・ン」ってフォーリンラブしちゃう気持ちもわかりますよ。
5巻以降は月海の覚醒がメインになってしまいそうですが、あんまりそっちに偏りすぎずに、恋愛ネタもバランス良く取り入れてほしいです。対象年齢高めとはいえ、一応少女マンガなんだしね。
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