かみさんのホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』
おらの住む宮城県女川町針浜地区には、古くから伝わるお正月行事が1月2日に行われている。
『獅子振り』と言い『獅子舞い』とも言う。
下の写真は家の主のおらの(実権はかみさんにあるが)頭から左右の肩を獅子が咬み、悪魔祓いをする寸前だ。
主の次にかみさん、そして一家の者を順に同じようにして咬み廻る。
昔は、と言ってもほんの10年ほど前までは、集落の『実業団=18歳以上43歳まで』が10数名いて、”すころ”別名”虎舞い”が華だった。
夜にかかると黒い獅子頭が蝋燭の灯に妖しく揺れ、獅子頭を持った者を肩車して、3度4度と獅子頭を持った者を後ろに倒し、そこから回転しながら獅子頭を起こす場面は圧巻だった。
お客さんとして来ていて、観た人の記憶に強烈な印象を残したものだった。
獅子が妖しく揺れ、と書いたが獅子は雌獅子なのだ。
現在は『実業団員』も数名になり、その名場面の”すころ”を演じる事が不可能になり、観せる事が出来ないのが、本当に残念である。
下の写真は横笛を吹く青年だが、これが見た目以上に辛く厳しいのだ。
寒さで手指はかじかみ、唇は割れ歯がぐらつく程の重労働だ。
その辛さは、やってみた者にしか解らない。
おらの住む集落も、全国に数多ある集落のように高齢化が進み、徐々に人口が減っている。
現在は年下の者でも30歳代で、上は70歳代後半の人まで繰り出しての『獅子振り』だ。
いずれ消え行く正月行事なのかも知れないが、せめておらが存命中は続けて欲しいと切に願っているのだが・・・・・・
あけましておめでとうございます。
今年は、来年の選挙に向かってますます忙しくなりますね。
お正月らしいお部屋の様子、獅子舞も呼んで厄払いですね。このようなお正月!ってのも少なくなっていますのでいいですね。
写真借りていきます、私のブログに紹介したいので。
それでは健康に注意してよい年にしてください。