かみさんのホームページ『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』
海上保安官が流出を告白し警視庁が連行も、今日（１０日）の逮捕は見送り
日本中が大騒ぎした尖閣諸島中国漁船衝突事件の映像が、YouTubeにアップされた問題を巡り、第５海上保安庁の海上保安官（43）が、１０日の洋上勤務中に上司である船長に告白した、というじゃが。
正午過ぎ警視庁に事情聴取のため任意同行され、午後９時半頃まで事情聴取されたが、『証拠隠滅も逃亡の恐れもない』ちゅう事で今夜の逮捕はないという。
検察とも相談した結果、証拠が固まっていないがため、今晩の身柄の拘束を諦めたそうじゃがや。
今夜ばかりと言わず、ずっと逮捕せんでもいい、とおらは思っちょる。
海上保安庁は面子のため刑事告発したが、一部専門家は罪（公務員の守秘義務）には、問えないとも言っているがじゃ。
その専門家（名前は忘れてしもうたが、どっかの大学の刑事訴訟法に詳しいらしい）が言うには、厳密に『国家機密』と言えるのか、訴追する証拠を固めるのも容易ではないじゃろと、言っちょったがぜよ。
国会では
国会では開会中の予算委員会で午後一に、海上保安庁長官が顔面蒼白で報告したがじゃ。
面子丸つぶれの菅直人首相は終始憮然とし、冗舌大臣の仙谷官房長官もだんまりじゃったがじゃ。
「それにしても、お前らの責任と罪は大きいぞ」と、おらは心の中で彼等を罵倒しちょったがや。
そうじゃろ？
彼等のどたばたが、厭でも頼らざるを得ない国民の政府への信頼を裏切ったばかりじゃなく、外交上の大失態をやらかしたと言っていいじゃろ。
近隣諸国、否全世界に、わが日本は外交に当たっては戦略も戦術もなく、軍事力を背景にしなくても、ほんのちょいと恫喝すりゃ直ぐ屈する事を、自ら大っぴらにしたに等しいんじゃからのぉ。
そもそも彼等は、中国人船長逮捕は海上保安庁がやったといい、処分保留のまま釈放したら地検の判断だと、抜けぬけと言った連中じゃ。
外交問題に発展するのは目に見えていたのに、彼等は政治判断をしなかった、否、陰で言って逃げたし、何より器が小さかったがじゃ。
そんな連中が、海千山千の曲者中国やロシア、そしてアメリカとまともに対峙出来る訳など、ありゃせんがな。
各国の顔色を伺う卑屈な政府など、いらんわい。
小澤一郎が目指したという２大政党制は政治不毛地帯と化し、徒に時に翻弄されるおら達国民は不幸じゃのぉ。
告白数日前に、マスコミ（読売テレビ＝日テレ系）に接触していた流出海上保安官
今日以前に、「自分が流出した」と読売テレビに話していた海上保安官は、多くを話したわけではないと言うが、それでも「処分（懲戒免職や刑事訴追）は覚悟している」と、話したそうじゃがや。
読売テレビには本人が直接接触したものではなく、第三者が中に入っちょったらしいがや。
読売テレビは、それを「ある筋を通して」と表現しちょったがや。
ただ、国会の一部議員（予算委員会委員）にビデオを見せた報を聞き、「国民が観て判断すべきと思った」と、語っていたらしいぞえ。
そんなに多く、そして余計な事は語らなかったらしいが「海上保安官として、上司や同僚（第１１管区を含む全海上保安官）や家族に迷惑をかける事になって申し訳ない」と語り、「上司（船長）の面子を考えて出頭という形はとらずに、上司に告白する」と言うたったそうじゃがや。
ほんで、そん言葉通りに１０日の勤務中の午前９時前に、顔馴染みになった読売テレビの記者に携帯から連絡し、「今、明石海峡付近にいる。これから船長に話す。寄港は昼前でいつもの埠頭に着く」と連絡して来たそうじゃ（日テレ＝ニュースZERO）。
んなもんじゃから、読売テレビは直ぐヘリを飛ばして当該保安官が乗船中の巡視艇を撮影し、岸壁で当該保安官が警視庁に連行される場面をスクープしたんがや。
厳密に言ったらスクープとは言えんじゃろが、業界ではそう言うのじゃろな。
良いとか悪いとか、それを脇に置いといて、おらは涙が出ちょる気分やったがや。
すると余計おらは腹が立って来たがや。
菅首相が国会終了後に各省庁の幹部を集めて訓示したそうがや、「公務員としてしっかり自覚し綱紀粛正を図れ」と大号令・・・・・・？？？？？？
皆さんは、そんな菅（もう呼び捨てじゃわい）を、どない思いまっか？
おらは、むでな（とてつもなく大きいの意）声で言うわい。
「国保未納問題（後で社会保険庁のミスと判明）で代表を辞め、坊主頭になって四国にお遍路に行った時みたいに、即、総理を辞して四国へ行けぇ菅～ん！」
散髪を自分でしてそのお金を寄付することにしています。