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【仙台市パートナー制度関係】仙台市男女共同参画課より要望書の回答をいただきました!

2024年06月13日 | パートナー証明
お茶っこ飲み会が呼びかけ団体となり、地元有志9名の賛同を得て2024/6/2提出した緊急要望書「性的マイノリティがかえって使いづらくなる“性的マイノリティ限定”のパートナーシップ制度導入はやめてください!~性のあり方に関わりなく、多様な市民が利用できる制度を要望します~」に対し、2024/6/13仙台市男女共同参画課よりご回答をいただきましたのでお知らせします。ぜひ読んでみてください。

*****回答ここから*****

日頃より、仙台市政にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度いただきました要望書につきまして、ご回答申し上げます。

要望書中(1)について

本市では、パートナーシップ宣誓制度の導入に向けて検討を進める中で、仙台市男女共同参画推進審議会における議論や当事者等へのヒアリングを実施してまいりました。その中で、制度の趣旨を明確にするため限定すべきであるといった声や、多様なあり方を認め対象を広くすべきという声など、様々なご意見をいただきました。

このような中で、本市といたしましては、性的マイノリティの方々がより暮らしやすいような環境づくりを目指すという観点から、対象を限定して骨子案を取りまとめたものです。

制度の運用に際しましては、希望される方に安心してご利用いただけるよう、個人情報の取扱いなど、十分に配慮してまいりたいと存じます。

要望書中(2)について

この制度は、性的マイノリティの方々が、より暮らしやすいような環境づくりを目指す観点から導入するものです。戸籍上の性別が異性のカップルであれば、婚姻制度の選択が可能であり、性的マイノリティのカップルが必ずしもこの制度をご利用いただかなければならないものではありません。導入にあたり、制度趣旨をしっかりと周知してまいります。

要望書中(3)について

制度を既に導入している他自治体において、いわゆる事実婚などの関係性を宣誓制度の対象に含めているところもあることは認識しております。

本市としましては、性的マイノリティの方々が、より暮らしやすいような環境づくりを目指すという観点から、対象を限定して骨子案を取りまとめたものです。

制度につきましては、導入後も、運用の中で生じた課題について、適宜対応を検討してまいりたいと存じます。

要望書中(4)について

この制度は、性的マイノリティの方々が、より暮らしやすいような環境づくりを目指す観点から導入するものです。

制度の導入にあたりましては、その趣旨を多くの市民の皆様にご理解いただけるよう、周知に努めてまいりますほか、性の多様性に関しまして、引き続き様々な取り組みを通じて理解促進を図ってまいりたいと存じます。

要望書中(5)について

この制度は、性的マイノリティの方々がより暮らしやすいような環境づくりを目指す観点から導入する制度であり、宣誓者の方々のお気持ちを受け止める制度であると認識しております。

導入にあたりましては、真に必要とされる方に制度をご利用いただけるよう、対象となる方々だけではなく、広く市民の皆さまに制度の趣旨についてしっかりと、周知広報に努めてまいります。

本市の制度検討にあたりましては、仙台市男女共同参画推進審議会において、制度の論点などに関するご議論のほか、性的マイノリティ当事者の方々などからヒアリングを実施しており、その資料や議事録などを市のホームページで公開しております。今後も、適宜情報の公開を行ってまいります。


*****回答ここまで*****


こちらの仙台市公式見解をご覧になって、どのような感想を持たれたでしょうか。

より良い制度づくりのためには、多様な主体が多様な意見を伝えることが大切です。
仙台市政に関して、手軽に利用できるのが「市民の声」。ネットで誰でも仙台市に直接意見を送れます。匿名OK。ご活用ください!

個別広聴(市民の声)(仙台市ホームページ)
https://www.city.sendai.jp/kochotoke-kocho/shise/koho/kocho/kobetsu.html
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