『保守派こだわる「伝統的家族観」夫婦別姓、戸籍解体を危惧』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2025032301000502
選択的夫婦別姓。
求められる場面があるから、言われているのだし、「選択」なんだから、やればいいじゃないか、と思う。
特に「これからの」若い人たちの意見と希望を聞きたい。
他人に強制したい年寄りの意見でなく!
今の日本の「通称」は、海外では全然通用しないガラパゴス状態とのこと。
高市氏が、支持者に媚びただけのものなのだろう。
海外へ出て活躍する足を引っ張るなら、さっさと解決すべし。
なんたって、選択であって、強制じゃない!
日本人がみんな姓を持たされたのは、明治から。
「戸籍」を、家単位で管理する都合からだ。
そんな、にわか制度を「伝統的」…って…。
江戸時代は、「戸籍」もなく、キリシタンをあぶりだし・禁ずるための檀家寺制度から、お寺の記録があるだけだった。
明治以前は、ヨメがどっちの姓を名乗るかは、地域差があったそうだ。だから、「ヨメは夫の姓に」と明治政府が決めたら、抵抗を示した地域もあったそうな。
確かに、「日野富子」も「北条政子」も、ずーっと旧姓呼び。「政子」は、生まれたときの名でなく、朝廷から位をもらうときだかに、必要からつけた名、とも聞くけど…。
有力な家の娘ほど、どこ出身かは、重要だっただろう。
現代も旧姓呼びだったら。政治家の奥さん、誰の娘か、どこの企業の社長令嬢か、すっごくわかりやすくなるはず。
近年。
「死ぬときぐらい、婚家の墓に入りたくない女性」
は、当たり前にいる。
(そういえば亡母は、長年、「うちの墓に入りたくない。実家の墓に入りたい」と、よく言っていた。自分の実母が眠っている墓に入りたい、と…。父方の姓・父親似のワタシは、子ども心にフクザツなキモチだった…。結局、母が亡くなったときは、家族全員、迷わず、うちのお墓におさめてしまった…)
少子化もあるが。
子のいる人でさえ、
「子の負担にならないよう」
と、墓を持たない方向になっている。
家族であっても、「個」が重視される時代。
経済の不透明さも、あるかもしれない。
ところで。
「選択的夫婦別姓」は、30年前、ワタシの記憶が確かなら、自民党の中から出た…と思う。
当時、意外に感じたものだけど…。
あれは多分。
少子化で、
「娘しかいない家」
の親たちが、家名やお墓を守るために欲したのが発端なのかな、と想像している。
家業もなく、明治以来の姓なのに、とりつかれたように継続したがるお年寄り、結構いたし、今もいる。
…明治にもらって、まだ「新しい」からこそ、ありがたみがある説もあるが…。
前例習わしに関わることなく
前向きに改正する事も必要な事もありますよね
夫婦別姓も自由・選択可能な時代なのでしょうね。