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ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

社会自体が恐ろしいのかも

2017-02-25 05:57:51 | 不動産鑑定
本日の天気は

取りあえず、乗り切りましたねぇ



勢いだけで乗り切れる事項ってのは多いけれども、それだけでは無理ってのもこれまた多いです。

わたくしめは某事業の一環として原発事故の被災者の方々とお話をさせて頂く機会が過去に何度かあったのですが、皆様、そのお会いする瞬間まで、本当に様々な経緯を経て、偶然にも今ココに何故かいるといった感じでしてね。

乗り切って、乗り切って、そして耐えられず誰かに相談しにきて、今また何とか乗り切ろうとしている。

一方で、わたくしめなんぞは、結局のところ、善意の人のなりをして、時折心配そーに顔を曇らせたりしてるだけで、お話を聞いて頷きつつ、ほんの少しの助言をするしかない。

補償をもらえばもらうで、避難先で妬まれたりするし、かといって、帰還困難区域並みにはもらってないから、家も土地も家財道具も何もかも一瞬で無くなった身からすると、周りを恨む気持ちが沸々とどうしても湧いてきてしまう。

こんな状況で、誰にも文句言うんじゃねぇ、乗り切れって、ねぇ?先生、どう思います?と。

そりゃぁね。時間を掛ければ、風化もするでしょうし、諦める人も多くなるでしょうね。

でも、そーゆー問題なのかなぁって。

善人面して野次馬根性で、だからモノを言うな、蒸し返すなっちゅーのもねぇ?

乗り切れなくなったら、ホント、どうすんの?もしかすると、それを待ってるの?避難指示の解除は、避難手当があと1年になるってことなのよ?

すべて解ってて、そうしてるのなら、原発そのモノよりも、社会自体が恐ろしいわ。



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