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ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

エコとエゴ

2008-10-30 05:28:27 | 不動産鑑定
本日の天気は

昨日は帰宅後、テレビなんぞをボーっと観ておりましたところ、先日開催された東京国際映画祭のOPセレモニーが放映されておりまして、俳優の方々が「エコ」の象徴である”グリーンカーペット”を歩かれてました。

昨今、ウザイくらいに叫ばれてるこのエコロジー。

でも、わたくし思うに、おそらくひとつの転換期は確実に迎えているのではなかろうかと、斯様に思います。

おそらく企業にしろ自然人である一般人にしろ、これだけマスメディアを通じて取り上げれば、そりゃ意識しないワケにはいかないでしょう。

ただ、たとえば企業なんかは特にそうですけど、それを”出汁”にし、クリーンなイメージをふんだんに取り入れ、あたかも「やってます」的に宣伝してくやり方が今や当たり前のよーになりつつあります。「エコだし」みたいなね。

でも、反面、「いい、いい」と思っていることも実は単なる思い込みってこともございます。

一例として、「有機」とか「オーガニック」とか言われているモノ。

これってそのもの自体は結果的にものすごく栄養を含んだモノには違いないんですけど、その分、害虫や菌の繁殖率も高くなってくるワケでして、化学物質や化学肥料をある程度使用した場合に比べると、格段に窒素含有量が多くなるようです。

その結果、窒素肥料過多のほうれん草や小松菜を離乳食で摂取した赤ちゃんが死亡した、なんて事例も実際にあったりしてね。

果実っちゅーモンは、本来、腐らずに発酵してくモンなんすよ。

人間様の効率や儲けを得るために「有機」だ「無機」だの肥料を用いた結果、その肥料が虫や病気を呼ぶ。

じゃぁ、薬剤をまくか、じゃねぇ?なんのためにやってんのか分かんないじゃない?

その「いい」と思われている用法は、使い方次第ではこのよーに本末転倒な事態をも起こしかねないでしょう。

おそらく、ですけど。

環境、環境、って、要は

「いかに自然と一体となるか」

ってことじゃなかろうかと思うのですね。

青くさい言い方をすると、「その自然界の中におけるわたくしたちの役割ってなに?」みたいなことだろうと。

”自然を作り出す”じゃなく、”自然を知る”ことの大切さを身にしみることこそが、本当のエコではないのか、そして、われわれ鑑定士もそーした観点から客観的事象を捉えていかなければならないんじゃないのか、そんなふーに思います。

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