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ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

正義の手口

2008-06-08 09:44:56 | 不動産鑑定
本日の天気は

日本男子バレー、おめ
とりあえず悲願達成ですけど、あとは勝負所での精神的粘り強さを短時間しかないが追求してっていただきたい。

それに比べWC予選。。。

楢崎セーブとPK職人遠藤の偉業でなんとかドローってのが情けない。
あんだけ俊輔が好アシスト連発してんのに、なんなの?
それに、大久保の退場を差し引いたって交代のタイミングも遅すぎ。

「迅速に判断すること」と「あせること」はまったく別物だということを、普段からもっともっと学ぶべきでしょうし反省もすべきでしょう。

ま、んなことはさておき。

デール・カーネギー氏に拠る『人を動かす』って本の中には、

「刑務所に重罪で服役する犯罪者に話を聞くと、10人中10人までが、いかに自分の犯した罪が“仕方のない”ことだったのかを論理的に説明できる」

ってな具合の話が書かれております。

その直接的な原因は、自分の育った環境だったり、犯罪が起きた状況だったりするんですけど、とにかく誰もが「いかにその犯罪が止むを得なかったこと」だったと証明し、自分は加害者というよりも、その“不幸な巡り合わせの被害者だった”のかを立証できるというんですね。

重罪の犯罪者でさえ「自分が正義」になれるんです。

ましてやビジネスやプライベートの場で、損失や失敗の責任がどんなに自分にあったとしても、その責任をまったく関係ない人や隣人に負わせるロジックを作り上げるのなんて、一般社会に脈々と潜んでいる”特殊能力者”にとってはお手のものって感じでしょう。

百年コンサルティング株式会社の鈴木貴博社長に拠れば、彼らのその”まやかし”の手口は主に3つだそうで、

①一つ視点を高くして前提を変えてしまう

ex.目前の事象を解決しよーという会議中に、

「問題への対応という観点で見れば、この対策で十分に見えます。ですが、もう少し長いスパンで見た場合はどうでしょうか。この問題自体が、“本当に問題なのか”という問題を考える必要があるのではないでしょうか?」

おいおい、みたいなね。

②定義をいじる

ex.選挙中に、

「最後の一人、最後の一円まで年金を払う」

って言ってたのが、ぢつは単なる「そーゆー意気込みで」した、とか。

③明らかに劣るラベルを用意して二者択一させる

ex.予算会議の場で、

「国家財政が破綻することになるか、業界への補助金を打ち切るか、どちらがいいか」

と、他の選択肢もちょっと考えればありそうなのに、など。


以上のトリックを見抜けるようにならなければ、良い世の中にはならない、っておっしゃっております。

わたくしもその通りだと思いますし、結局んところ、みんながみんな幸せになる社会を作るってのはやっぱムリで、まともな人間がまともに暮らせる社会を作ってくことなら、もしかしたらできるかもって希望を抱きながらこーして毎日仕事やって暮しております。

A.目の前のことへの情熱と問題を先送りしないスピリッツ

B.普段からの物事に対する問題意識

C.自分自身の限界を自分で勝手に決めずに常に可能性を模索していく姿勢

この3つを最低限の己への訓示にしよっかなぁ、となんとなく今日思いましたとさ。


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