功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

総裁選へ旗揚げ“一番乗り”は青山繁晴 高市早苗と党内支持層分断は確実 [2023年11月16日8時6分 ]

2023-11-27 10:15:24 | 日刊スポーツ
★経済安保相・高市早苗が15日、自ら主宰する「『日本のチカラ』研究会」を開いた。来年の自民党総裁選挙への旗を揚げた一番乗りといえる。呼びかけ人は同党参院議員で松下政経塾の先輩という山田宏。異例なのは閣内にいながらのこの動きだ。首相・岸田文雄に対して補正予算審議の最中に勉強会を立ち上げるのはなかなか挑発的。普通なら審議中を外して閣僚も辞任するものだ。今は自民党にも仁義も何もないのだろう。


★一番乗りと書いたが、本当の一番乗りは参院議員・青山繁晴が10日にネット番組で「野望ではなく、やむにやまれずという思い」で次期総裁選に出馬を明言した。総裁になったら「九条改正を掲げていきなり解散」「公明党との連立解消」をやるという。そこで思い出されるのが前回、21年の総裁選挙。当時も青山は出馬を準備していたし、元首相・安倍晋三にも出馬の意向を伝えていた。その後、高市出馬の報を聞き、青山は「高市さんと私は、税制についての考えは違うのですけれども、皇位継承の父系一系による安定、経済安全保障が大事で、それはスパイ防止法とも一体のものである。あるいは財政出動を果敢にやって、いまの経済苦境を打ち破りましょうという、根幹のところが一致しているのです。このまま2人が総裁選に出ると、間違いなく支持層が分断されます」と出馬を断念し、高市の推薦人になった経緯がある。



★今回もその構図に近いが青山は出馬を表明。青山は党内外に衆参93人が連ねる「日本の尊厳と国益を護る会」の会長。幹事長はこちらも山田が務めている。基盤を持たない高市にとってはこの「護る会」が最大の基礎票だったが、今回はそれを当てにできず勉強会を立ち上げたとみる向きもある。だが党内の保守系議員の多くは「護る会」に属していることから青山が言うように今回も「支持層が分断される」のは間違いない。党内保守層が基盤をどう拡大するかも課題だ。党内は様子見というところか。




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