功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

岸田政権の親韓、そして親中とも対峙していきます。(2022/04/29)

2022-04-29 06:09:33 | On the Road
▼写真は、きのう4月28日木曜の早朝から自由民主党で開かれた「領土に関する特別委員会」です。
 これは「部会」でも「調査会」でもなく「特別委員会」ですが、各分野の部会や調査会と同じく、自由民主党の正式機関です。
 特筆すべき課題があるとき、こうした特別委員会や対策本部などが、党に設置されます。

 つまり、この特別委があるということは、日本が北方領土などの領土問題を抱えたままだという現実を示していますね。
 ちなみに尖閣諸島には、領土問題は存在しません。中国の武装船の侵入事案が連日、起きている、そして漁家のかたがたの正常な漁撈を妨げている深刻な事態ですが、沖縄県石垣市の尖閣諸島が中国に不法占拠されたりしている訳ではありません。
 しかし北方領土はロシアに、島根県隠岐郡の竹島は韓国に、それぞれ不法占拠されています。
岸田政権でいちばん要注意なのは、親中よりさらに親韓です

岸田政権でいちばん要注意なのは、親中よりさらに親韓です

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼この日の「領土特別委」は、「韓国政府による竹島周辺の測量計画」が議題でした。
 ぼくは、竹島の海底で韓国が不法な海洋資源調査を行い、それを国際学会で韓国のものとして発表していること、そこで抗議するのは民間人だったぼくら、自費で参加している研究者だけであり、公的な出張である日本政府関係者や国立大学の教官らはまったく異論を述べないこと、それら知られざる現実を話しました。
 また現在はさらに、韓国の潜水艦の動きのための調査の疑いもあることを指摘しました。

「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録で、お話しします。

▼その収録では、このエントリーのタイトルの通り、岸田政権の最大懸念である「親韓」の根っこと、それへの「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)の対応を明らかにします。
 連休中の5月2日月曜に収録する予定です。


▼きのう4月28日木曜は、この特別委を含め、極度の忙しさで、ブログにエントリーを書くことができませんでした。
 ブログと動画による主権者への発信を、たいせつに考えていますから、なんとか隙間時間を見つけて書き込もうとしましたが、どうしても不可能でした。

 ノンフィクションの新刊「ぼくらの選択」が、5月末の発刊でみなさんの予約をいただいています。
 その作業(表紙・帯・装丁などの決定、写真ページのために6年間の議員活動の膨大な写真から写真を選び、キャプションを書くこと、新たな書き下ろしをたっぷり執筆すること、「始めに」と「終わりに」を執筆することなどなど)が追い込み段階で、それを昨夜から続けながら朝、自由民主党本部へ入りました。

 特別委のあと、曇り空のもと風を気持ちよく感じながら歩いて、議員会館の青山繁晴事務所へ上がり、政府側と、原発の新たなテロ対策について意義ある議論を交わしました。
 さらに国会の理事(経産委理事、ODA沖北特委理事)を務めていることの関連公務、「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会)の執行部会の準備などで分刻みの動きとなり、ラジオ番組の電話参加があることを危うく忘れそうになって気づきました。

 13時20分から無事に、ABCラジオの「ますだおかだ増田のラジオハンター」の生放送に25分間ほど電話で参加しました。例によって、事前の打ち合わせは無しです。
 増田さんの問いかけに答えて、岸田内閣の緊急経済対策に重大な課題、問題のあること、北方領土交渉に新たな地平を切り拓くべきことを話しました。



▼そのあと公務に戻り、17時30分からは衆議院側の会議室で、護る会の執行部会を開きました。

 岸田総理が、韓国のいわゆる代表団、いや代表団と呼ぶには無理のある訪日団と会談なさったことに抗議し、5月10日の韓国大統領就任式に出席なさらないことを強く求め、日韓関係の悪化はすべて韓国側の理不尽な反日が原因でああることを踏まえて政府が動くことを要請する提言案について議論し、執行部として決定しました。
 きょうから連休に入ってしまいますから、この提言案は持ち回り総会で全体の議論にかけます。
(あとで述べますが、護る会はさらに自発的に入会された議員があり、74人に達しています)

 岸田総理は連休の全てを使って、海外出張に出られます。
 そこで連休明けに、総理と護る会が直接、会談することを模索しています。

▼この護る会の執行部会のあと、19時前からは、「ぼくらの選択」の作業に集中しました。
 21時過ぎに版元の飛鳥新社の担当編集者とお会いしました。
 写真ページについて、もう完成を待てなくなった編集者の目の前で、詰めの作業、最後の作業を行い、ほんとうに難航した写真ページをついに完成させ、USBファイルで渡しました。

 この「編集者の目の前で最後の作業」というのは・・・締め切りに追われる漫画家が、編集者に怒られて、逃げないように目の前で作業する姿というのを、ぼくも子どもの頃に、その漫画家自身が描いた絵でよく見ました。
 手塚治虫さんとか、藤子不二雄さんだったと思います。

 それが、ぼく自身に起きた?
 わはは、そうではないです。
 締め切りに強烈に追われているというのは同じですが、まずその理由が公務絶対優先のためです。これはぼく自身のまさしく選択で、兼業の作家であることを選んでいるからですね。おのれの責任です。

 そして、編集者はとても温厚な優しい人で、「目の前で作業してください」とは決して仰らないひとです。
 しかし、印刷に時間の掛かる写真ページを早く印刷所に入れたいとジリジリされているのは間違いないので、写真ファイルを受け取りに来られた編集者をただ待たせるだけだと、編集者のたいへんなストレスになってしまいますから、ぼくから提案して、目の前で作業しました。
 見ているうちに完成していくのですから、それはそれは、ホッとした表情をなさいました。
 仕事とはいえ、編集者はたいへんです。

 この写真ファイル、編集者とお会いして最後の作業をする前に、全体の作業を急いでいたら、なんとパソコンからファイルが消えたのです。
 間違って削除したかと思って、パソコンのゴミ箱を見てみても、ありません。
 これはさすがに、こゝろのうちで冷や汗が流れました。
 しかも、作業を急ぎすぎて、最新のファイルのバックアップをつくる前でした。
 諦めずに探していると、ふっと、姿を現しました。
 どうも、写真に番号を振ったので、その順に並べ替える裏作業をパソコンがやっていたようでした。

 やれやれぇ。




▼さて、護る会もぼく自身も、水面下と、きょうお話ししたような表の動き、いずれも何も諦めず、屈せず、ただ国益のためにこそ、岸田政権の親韓、そして親中とも対峙していきます。

 さぁ、きょうはまもなく、「ぼくらの国会」リアル版のために茨城県日立市へ向かって、出発します。
「ぼくらの国会」は原則、当日の参加も可能です。
【※ ご注意 ただし兵庫県西宮市のように事前の参加申し込みが多くて、当日参加がおそらく困難になる会もあります。またお知らせします】


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