レッツゴー!忍法帖(2003~2004年)劇団☆新感線

2004年03月25日 | 演劇をみました
「加速猿飛び!」

レッツゴー!忍法帖 ~ ゆく年くる年2003チャンピオン祭り

作・演出:いのうえいでのり
劇場:池袋・サンシャイン劇場
出演:
阿部サダヲ(猿飛のサダ)
橋本じゅん(風魔ゴジロー)
インディ高橋(傀儡八幡)
入江雅人(入谷蔵之進)
馬渕英里何(静姫)

高田聖子(おやや)
粟根まこと(秋葉弾正)
杉本恵美(みずち姫)

古田新太(地獄おろち丸)
河野まさと(無敵闇童子)
右近健一(烏魔右近)
山本カナコ(招鬼黒猫)
吉田メタル(怒鳴吐入道)
タイソン大屋(不動魔愚南無)
逆木圭一郎(鋼鉄ふぐり丸)
川原正嗣(十六夜無明之介)

保坂エマ(霧隠才子)
池田成志(ばってん不知火)

こぐれ修(赤猿のじょうじ)
礒野慎吾(川うそのうそ平)
前田悟(森の小南坊)
中谷さとみ(風谷のウマシカ)

ごめんなさい、劇団☆新感線を知らない人に面白さを伝える自信がありません。
とりあえず観てください。この文章の100倍オモシロイです。

劇団☆新感線ですよ!それもチャンピヨン祭りと来れば笑うしか無いですよ!
と開演前から、頬が緩んでしまいます。興奮してしまいます。
しかしサンシャインの2階って死ぬほど狭いぃ。
膝を「おねぃさん座り」みたいに横にずらさないと座れないんですよ。
Sでこの席は納得がいかん!と毎回思ってるんだよね。いい席取りたいなぁ…

奥様もちょっとした劇団☆新感線ツウ気取りで、
配役を見て「これは風呂太郎、これは関西キッズの人…」とやっています。
人の覚え方に若干の偏りはありますが、楽しそうなのでまぁよい。

ストーリーは、お姫様を助ける忍者3人(変態2人+死体1人)という話。以上。
キャストはハノアキ以外は全員出演じゃないか(だよね?)という勢いです。
いつの間にか、古田さん、高田さんはテレビで引っ張りだこになって
ここんところ揃っての出演をめったに見れないだけに、やったー!ってカンジです。

いつの間にか順レギュラーくらいの出演回数なのでは?の
阿部サダヲの猿飛のサダ。存在自体が笑えます。得意は加速猿飛び
そして大河にも出演してしまった、俺的には劇団☆新感線=轟天=橋本じゅんの
風魔ゴジロー。得意は轟天。
舞台の半分くらいの時間はアドリブなのでしょうか、二人して他の出演者を
笑かそう笑かそうとしています。というか客席に背中を向ける演技を誰が教えましたか!(by野田秀樹)
あと、踊るインド屋敷での「小道具の追加は禁止ですぅ~」発言以来
小道具の高橋岳蔵が気になって仕様が無い、インディ高橋の
傀儡八幡。死にまねが得意なカラクリ忍者。というか小道具忍者。

全員紹介してたら、一週間かかるので残りは軽く。
入江雅人さん、重鎮なのにカミカミ。というかイジラレすぎ
馬渕英里何さん、姫ってカンジでした。声に特徴があって聞きやすいです。
高田聖子さん、ハラが美しかったです。轟天みたいに次の舞台で
「脱ぐって思ってなかったんだもん」といいつつプヨお腹にならないように。
粟根まことさん、相変わらず目つきの悪い悪役です。そしてイツもかわいそうな引き
古田新太さん、おなかぷよぷよのオッサンなのに、殺陣がカッコいい。さすが看板
右近健一様、あいかわらずの熱唱ぶりにシビレました。ファンなんです。

劇中でタイソンさんが「お前のは声がでかいだけ」とダメだしされて
ヘコんでましたが、マジ駄目出し?
「おまえと、あと保坂」とついでにダメダシくらってた腋毛忍者保坂エマさんと
ウマシカ中谷さん、コスプレ杉本さんが出演してるアフロ13の
「新感線お宝劇場・夢みる無法者」見ました。
演劇を小劇場で見ると、ダメですね。メロメロです。良すぎます。
役者と近いってだけで異常に興奮します。

裏切らせたら天下一品の池田成志さんの、ばってん不知火。
今回も裏切りなんだか表がえりなんだかわからない勢いで、
各陣営を裏切りまくっていました。
登場シーンでの「紅の×」は、思わず「×!」と腕をクロスさせて椅子から
オシリ浮かせちゃいましたが、まわりにそんな人いなくて恥ずかしかったです。

チャンピヨン祭りは、観客側も笑う気マンマンで来ているので
回りを気にせず笑いころげられてサイコーです。
真剣にバカをやってくれるオトナに楽しませてもらえると
本当に幸せな気分になります。

やばいマトメられません。
興味のある方は、必死の思いでチケットを手に入れてください。
次の髑髏城の七人のチケット取れてません~。がんばらねば
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