2009年7月の読書メーター

2009年08月06日 | 読んでみました
7月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1923ページ

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)
会社のSF読みの先輩から「オチのためだけに読め」と言われて読みました。いろんなパターンを想像しながら読み進めましたが、まさかそんなオチだとは…確かに驚愕。というか驚愕しただけ…。SFとしては短編、もしくはショートショートで読みたかったです。ボーイミーツガール的の部分は、個人的に「『ひと夏(ではないか)』の『身分違い』の『許されざる』恋物語」という3重にニガテな要素が詰まっているので、特に述べず。
読了日:07月31日 著者:マイクル・コーニイ
銀河英雄伝説外伝5 黄金の翼 (創元SF文庫)銀河英雄伝説外伝5 黄金の翼 (創元SF文庫)
やっと完結。再版の度に再挑戦したのですが…刊行日を忘れて購入できずを繰り返し…、結果として20年越しの読了となりました。今回は主にラインハルトとキルヒアイスのキャラ本でした。インタビューもまとめて入っていたし、総決算なカンジでした。というか、タイタニア完結させる気は無さそうだし、銀英伝外伝まだまだ書いて欲しい気もします。
読了日:07月24日 著者:田中 芳樹
きつねのはなし (新潮文庫 も 29-2)きつねのはなし (新潮文庫 も 29-2)
連作という程の濃いつながりは無いけど、それぞれの話で別の話の「その後」なのか「その前」なのかが ちらちら覗く雰囲気と、全くオチの無いホラーな雰囲気がいいカンジでマッチしている気が…。というかオチ無い話が嫌いな人には薦めません。
読了日:07月14日 著者:森見 登美彦
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
設定が良くも悪くも絶妙。伊坂幸太郎の短編連作、かつ一作毎にメインキャラが違うというスタイルは、伊坂幸太郎の『緩いリンク感(勝手に命名)』を味わうには絶好のスタイルだと思います。世界滅亡まであと3年。自分だったらどう生きるのだろう?
読了日:07月09日 著者:伊坂幸太郎
最後の星戦 老人と宇宙3最後の星戦 老人と宇宙3
自称『SF読み』なのに、自分の読書メーターを見てみると久々のSFだし。「宇宙の戦士」よりも「終わりなき戦い」「エンダーのゲーム」が好きな私としては、このシリーズの戦争を肯定していない部分が好みです。外伝(4巻?)も楽しみです。つかトールサイズはマジでやめて。本棚に入らないから。ハヤカワは自分の読書層を何だと思っているんだろう…。字が大きくなったからってSF嫌いが克服されるワケでも無いだろうに…
読了日:07月07日 著者:ジョン・スコルジー

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コメント
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