2009年9月の読書メーター

2009年10月07日 | 読んでみました
9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2207ページ

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)
間違いなくオススメ出来る一作。しかし前作のカジノシーンに引き続き、本作は複雑な血脈事情でもの凄く細かな描写が…。そんなに細かな描写が無くても物語は成立してしまうし、むしろ読み解くのがメンドクサイというか、加速感が削がれるというか…。ちょとザンネン。ウフコック自閉症モードで再起動待ちに。というかボイルド、めっちゃカッコイイんですけど…。前作ではモンスター的な部分しか見えていなかったのに…。最終章とエピローグをもう一度繋ぐために、マルドゥックス・クランブルを再読せねば。
読了日:09月29日 著者:冲方 丁
マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)
イースターがイースターになった。絶対マルドゥック・スクランブルを引き続き再読すると心に誓いました。本当に3年寝かせた甲斐があった…幸せ…
読了日:09月25日 著者:冲方 丁
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
3年寝かせてました。マルドゥック・スクランブルの記憶も、薄れてきたので気合を入れて読み始めました。ボイルドの終着駅は見えているのに、やっぱり面白い。
読了日:09月19日 著者:冲方 丁
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
やた!やっと文庫化!伊坂作品の中でも群を抜いてエンタテイメント性の高いこのシリーズですが、今回も十二分に楽しめました。というかシリーズ、という概念が伊坂初ですよね。いつも何かしら世界がリンクしているので、気付いてませんでしたが。最初の4編が連作でも無い短編なのですが、後半4編で見事にリンク。後半は連作短編ではなく中編ですね。で、さらにボーナストラックまで、満足満足。読んでて単純に楽しめる作品ってすごいなぁ…気持ちよかったです
読了日:09月13日 著者:伊坂 幸太郎
未来世界から来た男 (創元SF文庫 (605-1))未来世界から来た男 (創元SF文庫 (605-1))
ショートショートって若くないと楽しめないのかも、と思いました。個人的に、本を読む時にはミステリであってもSFであっても、オチの意外性よりも、語られる内容を重視してしまいます。そんな人種にはオチが全てのショートショートは向いてないし…文化が違うと割と致命的な部分もあるし…。昔は星新一先生でかなり楽しんだので、読書歴がショートショートを楽しめなくしている(オチが読めるようになってしまった)としか思えない…
読了日:09月09日 著者:フレドリック・ブラウン,小西 宏
東亰異聞 (新潮文庫)東亰異聞 (新潮文庫)
小野さん初読み。荒俣先生みたいな(というと失礼ですが)雰囲気が好きなので、物語り全体が好みでした。屍鬼を読まねヴぁ
読了日:09月05日 著者:小野 不由美

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コメント
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