知らない合い

2005年11月12日 | 愛してみました
奥様は顔が広い

死ぬほど忙しいにもかかわらず、
労働組合のセミナーで一日潰れちゃいましたよ。

開発の為の会議で調整役にならざるを得ない立場なので
「ファシリテーション」という会議の場での意見調整法のセミナーは
非常に有意義でしたが、それにしても1日潰れるのはキツイっす。

で、その席には同じビル内の労働組合に所属している
グループのリーダーさん達が集まっていたのです。
同じ会社とはいえ開発機種も職種も幅広いので
いろんな世代の、いろんな立場の人の
いろんな意見が聞けて非常に楽しかったです。

セミナーが終って懇親会が催されたのですが
知らない人ばかりの中って気疲れするし、
あんまり人と喋るの得意じゃないし、
オジサンはモテないしで、ちょっぴり微妙な
時間を過ごしていたのです。

で、あまり知り合いのいない席で、挨拶の時に困った時や
会話のきっかけに困った時の必殺技があるのです。

奥様の名前を出して「ダンナなんですよ、てへへ」と
言うと、大抵の人は「あぁ」みたいなカンジで
ちょっとフレンドリーになってくれるのです。便利です。

奥様の職種は、サポセン -> 採用&研修 -> 人事&研修
というカンジなのですよ。
ビル内のボクより下の代は採用でお世話になってるし、
ビル内全体が何らかの研修でお世話になっているし、
と非常に顔が広いのですよ。
そして何より幸いな事に、僕自身が一緒に仕事をしても
良いと思うくらいに優秀なのですよ。
彼女の仕事っぷりを快く思わない人はナカナカいないので
引き合いに出す時も、あまり気が引けなくて良いのです。
名前を出して引かれるとツライですからね。

まぁ、奥様の話に持って行くまでは個人の技能なのですが
話の流れとか、周りの人の突込みとかをきっかけに
する事が多いのです。

ほんで、今回も「いつもバス停でお見かけしますよね」と
声をかけてみると「あ~!見たことあると思いました!
いつも奥様と一緒にいる。」みたいな流れでオハナシですよ。
つか、どこで見られてるか判りませんよね。
知らない人に知られているのは微妙な気分ですよ。
「知り合い」ならぬ「知らない合い」ですな。

相手は、年中綺麗なオミアシで闊歩なさっている女性ですよ。
いつも奥様と「足きれ~い」と言ってる方ですよ。

で、「いっつも走ってますよね」とか言われてますよ。
「やっぱし?ペットみたいっすか?」と聞き返すと
笑って「目立ってます」とのオコタエを頂きましたよ。
む、否定も肯定も無しってコトは…

で、一応「アレはデスネ奥様がコロんでも平気なように
後ろをついていってるんですよ」と解説ですよ。
「あ~、認識を改めないといけませんねぇ…」
って…。やっぱり、ペットみたいと思ってたんだ…

なんつーか、やぱし男らしく前を歩いた方が良いのだろうか…
でも、目の前で転ばれたら助けられるけど
後ろで転ばれると、転んで「にゅきみ冷たい…」って
言われるの目に見えてるし…

あ、そうか一度転ぶのを支えなければ、周りの人も
「転ぶのを支えるために後ろをついているんだな」って
判ってくれるんじゃなかろうか。
あ、でもそれだと泣いちゃうか…
というか、普通にボクに掴まって歩いてくれればいいのに
げうげう
コメント
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