ヒミツをオシエテ

2005年09月23日 | 眺めてみました
隠された部分ほど見たくなっちゃう

個人情報保護法が施行されて以来
会社でも社会でも何かとウルサイですよ。

会社のPCは社員章のICカードを挿さないと
動かないようにされるし、HDD内はスクランブルが
かかってるし…

開発用のマシンに導入されたら、コンパイルは遅くなるし
それ以前に、今使っている開発システムが
安定して対応できるのか保証されていないし
問題噴出の嫌な予感がしていたのですが
さすがに暴動が起きると思ったのか、
そこまでは強制されていません

入室時にカードが無いと部屋に入れないので
カードを抜き忘れて部屋を出ると、ドアが開けられないし…
かなり不便です…

まぁ、顧客や社員の個人情報を保護するためなのでしょうが
一体何に対する何を保護するための措置なのか判らないままに
行っている会社も多いのではないでしょうか?

で、個人情報保護の流れと言うよりは、
セルフディフェンス的な思考が主なのですが
我が家でも各種証書の廃棄に合わせて
パーソナルシュレッダーを購入しました。

株式会社アスカさんのHS161Bですよ。
官製ハガキサイズのモノを3.5mm幅に
カットしてくれます。480円で購入しました。
値段の割には使い勝手が良いというか
いい仕事をしてくれます。

ちなみに、文字列と平行に裁断すると
余裕で文字列が読み取れるので、
垂直に裁断しないといけないんですね…
やってみるまで気付かなかった…

で、最近イロイロな病院に行っているのですが
病院でも個人情報保護の観点からか
個人名を呼ばなくなってるみたいですね。

しかし何の効果があるんでしょうね?
同じ病院にたまたま知り合いが来ていて
「あ、あの人も通ってるんだ」という
レベルの情報保護を行いたいのでしょうか?
確かに町のお医者さんレベルだとそういうコトも
ありえるかもしれませんね。

知り合い以外の人への情報漏洩からの保護だとすれば
その情報を得たい人は誰なんでしょうね?
何となく、知らない人の名前を聞いているだけでは
情報として成立しないので、何らかの意図を持って
情報を得ようとしている人にしか意味はありませんよね。

で、病院における個人名情報が意味を持つ人って
どんな人かなと思いまして…
まぁ、保険屋さんとか、新興宗教の勧誘とかの
各種セールスマンの方が一番ありそうですが。
興信所の人っていうのも考えられますが
対策を打つ必要があるほどの数の興信所の方が
病院で張っているとも思えないし…

でも、もしボクが特定の個人の情報を得たいと思って
病院に行ったとしたら、受付の辺りでボーっと
立ってるだけで十分なんですよね。
患者さんの名前も診療科も判っちゃうので
情報量的には十分なんですよね。

というか、個人名を隠すのであれば、診療科も
隠さないとあんまり意味が無いと思うし…
となると、病院が個人名を隠す事の意図は
どこにあるのでしょうね?
個人情報保護法にだって対応してますよっていう
患者さんの信頼を得るためのポーズなんですかね。
それはそれで意味がある行為だとは思いますが。

で、先日行った病院で、
「A-3番の方!XXさん………あっ」
って…

情報漏洩はシステムの問題というよりも
人為的エラーが一番の問題である事を再認識しました。
コメント
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