反面教師という教師達にかこまれてみたり

2005年04月23日 | 悩んでみました
ユーザーの目線に立つと言う事の難しさ

舌と手が痺れるので病院に行っています。
って何度言ったか判りませんが、治りません
CtrlキーとSHIFTキーの押しすぎで
小指は慢性的な腱鞘炎なんですけど
今回は左手の親指がジンジン痛いのですよ。

そんなこんなな日常を過ごしているのですが、奥様から
「みんな心配してるから説明した方がいいんじゃない?」
という意見を頂いたので
ユーザーに優しくをモットーとするワタクシと
致しましては、説明しトコかなと。

つか、みんなそんなに心配して無いっていうか、
あんまり伝わってないと思うんだよね。

今までの経緯をつらつらと

一ヶ月以上も舌の痺れが取れないし
左手も痺れてきたのでとりあえず
会社の医務室に相談ですよ。
あ、ちなみに味覚の異常に関しては
特に自覚症状無し

Step1「会社の産業医の先生に相談」
この先生に症状を話したトコロ、
とりあえず内科に紹介状を出されました。
この先生はとにかく大騒ぎする事で有名なのです。
すぐに残業制限と、検査通院を通告するのです。
個人的には悪い事ではないと思うんだけど。
メーカーだし、残業上等っつーか
残業しないと仕事して無いみたいな
無能なんだか一生懸命なんだか
微妙な風潮が根強いため
残業時間が多い傾向にあるのですよ。
なので残業制限をすぐにかけちゃう医務室は
残業したくない人の駆け込み寺的な雰囲気もあるし
このクソ忙しいのに残業制限されても困る
みたいな雰囲気もあるし、という事で
あまり歓迎されている雰囲気がありません。
相談すれば忙しい時には忙しいナリの
対策を立ててくれるのですが、
やっぱし相手がお医者さんだと、
言われるがままになってしまうのか
みんな文句を言うばかりです。
ちゃんと会話すればいいのに…

Step2「内科医とオハナシ」
「気のせい」を連呼しつつも念のためとMRI撮影ですよ。
本当に気のせいで済むなら、気にしないようにするけど
一体どれくらい症状が進んだら気のせいではなくなるのか?
と聞いてみても、特に有効な回答無し。
「マイスリー飲んでるような人だからね」という発言から、
心配性の患者カテゴリに割り振られたと推測しますが
まぁ、患者的にはそういう扱いはヘコむよね。
病院に来なけりゃ良かったって思っちゃうよね。
血液の採取と、MRIの予約をして終了
次回の予約は無しで、まとめて説明するから
全部の結果が出た頃に来てねと、
忙しいんだからバリアを張られますよ。

Step3「MRIの撮影その1」
いや、多分撮影の技師の人ナンだけと、
技師の格好してなかったので先生なのかも。
かわいらしい女の先生で、おじいちゃんに接するように
優しく対応してくれました。ちょっと安心
おじいちゃんたちにもココの病院の看護婦さんの
かわいさは評判らしく、じいちゃんたちの話題も
「ココの看護婦さんは可愛い人が多い」と
自分の病気自慢に終始してますよ。
つか病院って本当に老人多いのな。
初めてのMRIにドキドキワクワクだったけど
思いの外退屈で寝ちゃいました。
もしかしたらイビキかいてたかも。

Step4「MRIの撮影その2」
前回は頭でしたが今回は首ですよ。
看護婦さんとの会話に夢中な若い男性の技師の人が
対応してくれますよ。俺も可愛い看護婦さんと会話したい。
首は固定が難しいので何度も取り直しですよ。
唾飲みこんでもNGなのな。居眠りとか論外ですよ。
それでも頭の撮影よりは早く済みました。

Step5「内科医再び」
頭と首のMRIを撮影したので
再度「気のせい」のオヤジのトコロへ。
首はなんとも無いんだけど、頭に5×4×7の
何かがあると説明されたのですよ。
視床下部とか下垂体に引っ付いてるから
とりあえず神経内科の先生に見てもらってね
と5分で解放。っつーか神経内科の先生待ち
え~と、そんなハンパな説明じゃ不安なんですけど~
あ、そうそう、結局初日の血液検査の結果は
教えてくれませんでした。改めて聞く気にもならん。
忙しいのは判るけど、ちゃんと教えて欲しいんですけど。
っていうかあの医者好かん。

Step6「神経内科医のじいちゃん」
水かなんかが溜まっているみたいなんだけど、
とりあえず脳神経外科の先生に診てもらってねと
紹介状書いて5分で終了。
あ、コレ持って行ってね。返さなくていいから
と、MRIの写真を持たされました。
開封厳禁ってカンジでも無くセロテープで軽く
とめてあっただけなので、普通にあけて
中の写真を見ちゃいました。
スキャナで取り込んじゃいました。
フラットベッドのスキャナって邪魔だけど
こういうトキ便利だよね。こういうトキなんて
二度と来ない気もするけど。
つか透過原稿モジュールじゃないと
レントゲン写真はちゃんと取り込み出来ませんね
当然の事なのですが。

Step7「脳神経外科の大学教授」
つか大学病院って嫌いなんだよね。
混んでるし、対応悪いし、ともすれば
学生のモルモットになるし。
神経系には特に問題ないようですけど
頭の中のヤツは経過観察って事で
半年後に来て下さいとの事
とりあえず行き付けの病院があるので
そこでもう少しMRIを撮ってから
という事でまた明日。

Step8「MRIみたびあらわる」
ホッツェンプロッツじゃないっつーの(一部ウケ)
またまたMRIですよ。今回のはちょっと古い機械ですよ。
なんだかストレッチャーに固定されて機械まで運ばれますよ。
救命病棟24時の音楽が脳内で流れますよ。
で、今回の技師はあからさまに新人。
「はいっ」とか「スイマセンっ」とか言ってますよ
つか何やらかしてるんですか…
不安になるから「あ~」とか言うのやめて下さいよぅ…
で、撮影途中で固定が悪かったと引き出されて
新人さんが再度固定ですよ。
小さくてムチムチというか丸いと言うか
出るトコロは出て、引っ込むトコロも出て
ってカンジの方がボクに乗っかる形で固定を
直すのですが、え~と思いっきりオッパイが
乗っかっているというか押し付けられているというか
ウレシハズカシな状態なんですけど…
薄い診察着一枚なので、お騒がせします!な
状態になったら、恥ずかしいコトになってたかもしれないけど
サスガに中学生じゃないのでそんなコトにもならず。
ちなみにココのMRIは非常に手が痺れました
肘打って電気走ったトキみたいにビリビリすんの。怖えぇよ
で、結局神経系にはMRIで観察可能な異常は見当たらず。
頭の中の「何か」は半年後の経過観察というコトに。
まぁ、脳外の先生が大丈夫っていうんなら、しょうがないね。
他にどうしようもないもんね。

で、結局、舌と手が痺れている理由は不明。
ワタクシとしては、舌と手の痺れを治して欲しいんですが
そんなのは問題にもなっていない模様。一体なんなんだ。

まぁ、そんなカンジの反面教師群に囲まれたおかげで
ユーザーの目線でモノを考えるという事の
難しさを改めて思い知るコトが出来て良かったね
ってコトで
げうげう
コメント (6)
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