もう一つ、マイクつくってみました。ECMはプリモのEM158です。あくまでも工作ヘタクソがやった一例ですよ(爆
1 マイクの工作
ミニルータが要りますが、はっきり言って危険な工具でもあり、慣れないとマズいです。
コイツでECM挟んでガリガリやりました。輪ゴム2本で握りを締めるくらいで、握持力としては十分です。直に手でECM持ってミニルータでガリガリは、慣れない人間にはかなり危ないように思えます。
ビットは、カインズで買い込んだコイツ。C5の方が細く、そちらを使いました。よくある呼び径1ミリの先端丸いビットだと、工作はキツそうです。まずは余分な数量を買い込んでいたXCM6035を数個使って練習しました。
写真も工作の出来が良くないのも御愛嬌。ソース側のパターンの場所は見ればわかるので、そいつを少しずつ何遍も繰り返し、ケースに沿ってガリガリします。レジストが削れると銅の色が見えるので、そいつが消えるまでガリガリして、テスタで絶縁確認すればOKです。結構何遍も繰り返しガリガリしました。使用ビットは上の写真のC5です。売っていた中で一番先が細いビットでも、この工作には結構デカいです。
マイク筐体は、フルメタルの6.3ミリモノジャック。60メッシュのステンでフロントメッシュを囲うため、大体6.8ミリくらいまでジャック穴を拡大。筐体の後ろのスプリングの位置のケーブルにも、スプリング内径ピッタリになるようにテープをグルグルして補強(スプリングとジャック筐体の本体は固定されていないので、その手でケーブルのブラブラを抑止するのが一番っぽい)。
2 プラグ側の工作
XLRプラグに入れるユニバーサル基板は、コイツを使いました。1てん何ミリの基板を切るのが面倒だったので。。。
ただ、この基板、ペラペラなので、少し短めに切って使いました。ギリの長さで切ると、プラグ筐体組み立てたとき、ネジを回すと中でガリガリ、空けてみると、基板が何か歪んでいます。ところが短くすると、今度は次のような問題が・・・
このプラグは、端子のパーツを筐体と固定する金具の類いはなく(Neutrikのプラグしか扱ったことがないので他のXLRプラグがどうなってるのかは知らんが)、普通は支持材をケーブルに被せて、支持材が端子部分と筐体後端を支えることで、端子をADCのXLR端子に差し込んでも端子パーツが後ろにずれていかないようになるのですが、何せこの回路って、どうやってもXLRプラグの筐体ギリの大きさであり、支持材を回路部分に被せることができません。
よって、①完成したら、一旦XLRプラグを組み立てて、プラグの出口ギリの箇所にテープを巻く(白テープ) ②今度は、そのテープのプラグ側に0てん何ミリ隙間を空けて、テープ(赤)をグルグル巻きにする(径7ミリ) ③そうすれば、赤テープグルグルが、XLRプラグの出口の所でつっかえてくれて、支えになる、という寸法です。
ということで、動作自体は問題ないようですので、オケ練もそろそろ再開につき、テストで試しに使ってみることにしましょうか・・・
https://audit-tetchan-kaisetus.blogspot.com/2022/05/0.html