Voyage MPD システム構築 by PCど素人 (Alix,CuBox,APU(New Alix))

PCど素人の文系リーマンがVoyage MPD(Alix,Cubox,APU(New Alix))構築に挑戦の顛末です。

No.15 Alix,CuBoxの消費電力

2014-01-26 18:03:50 | 日記

Alix、CuBoxの電圧、電流を測定しました。

前のほうは測定方法の能書きで、後のほうに測定結果を掲出しています。

タイトルは電力となっていますが、測ったのは、直流の電圧電流です。電力=電流×電圧で出るんでしたっけ?

 

【道具】

テスター 三和製 デジタルマルチメーター CD771

電圧、電流測定端子は自作

左がテスター、右上が電圧測定用端子、右下が電流測定用端子

蓑虫クリップを両端につけた電線を作り、クリップの一方をテスターの測定子に噛ませています(もう一方は圧着端子に噛ませる)。

 

★測定概念図

 

(測定端子作成手順)

使用品:タイル板(ホームセンターで売っている適当なもの)、電源用ジャックと同じ規格のジャック(イン、アウト)、適当な電線、圧着用端子、養生テープ、ビニールテープ

①電圧用

 電流測定は、ACアダプタの+出口と-入口の間の電圧を測定できる器具を作成。

 a ジャック(イン、アウト)のプラス(ジャックのセンター)、マイナス各端子を電線でつなぐ(半田付け)。

 b 2本の電線を両方とも途中をニッパーで切り、プラス側はプラス側の、マイナス側はマイナス側の線同士で被覆を剥いてつなげ直す。

 c つないだところは圧着用端子を装着。端子はそんなに大きくないものを使用(クリップ噛ますだけだから)。スピーカーケーブルに端子つなぐときのために購入した伊勢海老印の圧着金具が役に立ちます。圧着端子は、この金具の2の箇所で締める大きさの奴。ついでに、圧着後に隙間に半田流し込みました。

 d 絶縁用のタイルの上に電線、圧着端子を配置し、養生テープで固定。作ってミスった、と思ったが、AlixやCuBoxの電源に入れるほうのジャックにつなぐ電線は、もう少し長くても良かった。(あんまり長くしすぎると、まずいのかもしれないけど) とりあえず、電源ジャックに入れられて、測定が出来て、ショートしなければいい、という発想ではありますが。

 

 要するに、こんなの。

 

②電流用

 電流用は、テスタの端子間に負荷(抵抗)があってはまずいので、電線の途中をちょん切って、その間にテスターの両端子をつないで測定できる器具を作成。

 a は電圧用と一緒。

 b マイナス用の電線(ジャックのセンターではなく外側同士をつなぐほうの線)を途中で切る。ジャックのセンター同士をつないでいるほうの電線は切らない。

 c、d 電圧用と一緒の作業。ただし、電線の切った口にそれぞれ圧着端子を装着。切り口を縒り合わせたりはしません(当たり前か)。

 

 要するに、こんなの。(タグの+→-は、圧着端子間の電流の流れ方向。右のほうの緑の養生テープの上に黒のビニールテープを貼ったのは、こっちがマイナス極側だよ、という印。) 圧着端子間は、ショートしないように、電線を短く切ってかなり空けている。

 

★なお、当たり前ですが、測定器具を作成する時は、かなり細かく極性や導通、ショートがないことを確認しました。ACアダプタの出力ジャックがセンタープラスなのも、改めてその時確認しています。

 

【Alix】

○電源 PATOS製ACアダプタ(トランス式 安定化電源 DK020-R 12V500mA)使用

 ※無負荷時の出力電圧 12.41V

○測定時にAlixにつないでいるもの LANケーブル、USBケーブル(USB-DAC LUXMAN DA-200に接続)

 当然、使用時と同じ状態(関連機器も全て電源ON)です。

★測定結果

 電圧 無信号時 12.34V  信号入力時 12.33-12.34V

 電流 無信号時 0.174A前後を中心に、場合によって0.195A程度まで上がる(電源投入時 0.27A程度まで一瞬上がる)

     信号入力時 0.178Aを中心に、時により0.2A程度(クライアントで操作した時0.235A程度まで)

 

(電圧測定中。白いタイル真ん中右の黒いジャックに、PATOS ACアダプタからのジャックをつないでいる。)

(電流測定中。写真わかりにくいが、タイルの右側に黒い受けジャックがあり、PATOS ACアダプタからのジャックをつないでいる。)

 

【CuBox雛祭りヴァージョン(光出力)】

○電源 CuBox付属品スイッチングアダプタ(中国製 出力5V2000mA)使用

 ※無負荷時の出力電圧 5.17V

○測定時にCuBoxにつないでいるもの LANケーブル、光ケーブル(USB-DAC LUXMAN DA-200に接続)

★測定結果

 電圧 無信号時 5.11V  信号入力時 5.11V

 電流 無信号時 0.290A前後を中心に、0.275Aから時によって0.466A程度まで上がる

     信号入力時 0.290Aを中心に、時により0.362A程度まであがる(クライアントで操作時等一瞬0.458A程度まで)

 

【CuBox梅雨入りヴァージョン(USB出力)】

○つないでいるもの LANケーブル、USBケーブル(USB-DAC LUXMAN DA-200に接続)

★測定結果

 電圧 無信号時 5.11V  信号入力時 5.11V

 電流 無信号時 0.286A前後を中心に、時によって0.315A程度まで上がる

     信号入力時 0.289Aを中心に、時により0.328A程度まであがる(クライアントで操作時等一瞬0.4A程度まで)

【追記】 再度、同一条件で電源入時から信号出力状態まで観察して見ましたが(USB出力状態)、Cuboxの作動準備中に0.49Aまであがるようです(電源入の瞬間ではなく、電源入からStand-by OKまでの約1分程度の間に大体0.4から0.49A程度の間をうろつく感じ。)。Stand-By OKとなってからは大体0.29A程度を中心(底)に動くようです。ただ実際は、瞬間的にもっと大きな電流が流れているかもしれません・・・
 
以上は、2014年1月下旬の測定です。
いずれの測定も、信号入力時は、DACのHeadphoneジャックにHeadphoneつないで、音が出ているのを聞いている状態でやりました。当たり前ですが、別に音がでかくなっても、電流は大きくなりません。信号(というか、使った曲データ)は、どの測定も同一のものです(あまり意味ないと思うが、念のため書き出すと、ガーディナー盤のベト1終楽章、カフェツィマーマン盤のバッハ二重協奏曲 after BWV1060)。大体10分くらい曲を行ったり来たりしながら、メーター見た結果です。ピーク電流とかどれくらい捕捉できたのか知りませんが(デジタルメーターがどれくらいピークを追従してるかも知らないし)・・・
 
ど素人ゆえ、とんでもない勘違いしていたら、御容赦を。

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