先日、NYにレコーディングに来ていたジャズ・サックス奏者、矢野沙織さんにお会いしました!現地でのレコーディングの際に通訳を手伝ってくれる人がいないかしら?との連絡を所属事務所から受け、友人を紹介したのですが、レコーディング後もしばし滞在されるとのことで、ならちょっと、ということで今回の遭遇となりました!
今回お会いしたのは、NYのアッパーウェスト、92丁目とブロードウェーにあるライブ・ジャズ・レストラン“Cleopatra's Needle”というお店。連日ジャズの生演奏が行われていますが、今回は矢野さんのライブではなく、NYで活動する日本人ジャズ奏者のライブにゲスト出演しただけで演奏も2曲だけのかなりカジュアルなものでしたが。
テレビ朝日系「報道ステーション」のオープニングテーマソングや花王ASIENCEのCM曲「I & I」の作曲・演奏、そしてCM出演ですっかり有名な彼女。彼女をまだご存知ない方のために、彼女のサイトからプロフィールを紹介しますと・・・
『1986年東京都出身』
ひぇー!!まだ23歳だったのね。確かにはちきれんばかりに若さが爆発していました。まぶしいぐらい・・・。こんな表現はおっさん臭くて嫌われそうですが。でも、お会いした直後にご丁寧なメールを頂きました。さすが活躍されている方は違いますね。お若いのに、しっかりしていらっしゃる。またおっさん臭いですかね。わはははー。
『9歳の時にブラスバンドでアルト・サックスを始める。チャーリー・パーカーに衝撃を受けジャズに傾倒、14歳でビリー・ホリデイの自叙伝に感銘し、自らジャズクラブに出演交渉を行ってライブ活動をスタート。ジャズの名門SAVOYレーベル日本人アーティスト第2弾として2003年9月、16歳でセンセーショナルなデビューを飾る。モダン・ジャズの起源である“ビ・バップ”に真摯に取り組み、日本にとどまらずニューヨークでもライブを重ね、着実に評価を高めている。』
さすがに根性ありますね。サックスはほとんど独学で技術を磨いたと言ってましたが、ウィキペディアによると、中学を卒業後、アメリカに渡りニューヨークのレストランなどで演奏するようになった・・・。ともあります。さすが!音楽に詳しい友人に聞いたところ、彼女は演奏技術も素晴らしいのだと教えてくれました。
『マイルス・デイビスとの活動で知られるジミー・コブが、3rdアルバム発売記念ブルーノート・ツアーで共演した際には、「日本のキャノンボール・アダレイ」と絶賛。』
ていうかキャノンボール・アダレイ・・・って誰?なので再びウィキペディると・・・「マイルス・デイヴィスのグループで活躍し、ソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズの立役者の一人としても知られる。あだ名の『キャノンボール』の由来は、キャンニバル(cannibal:大食漢)に由来する。言葉が慣用化してこのように変化したという。」なるほど。ソウルフルでファンキーなジャズ奏者にして大食漢ということですね。なるほど!確かにちょっと元ヤンな雰囲気もあります。
『現代最高のオルガニスト、ドクター・ロニ―・スミス・トリオを率いて、通算7枚目となるアルバム 『 Little Tiny 』 をリリース。2008年12月には、アレンジに斎藤ネコ氏を迎え、敬愛するビリー・ホリデイの得意としたレパートリーに取り組んだ最新作 『 GLOOMY SUNDAY 』 を発売。』
斉藤ネコ氏は、バイオリニストにして、作曲家、編曲家であってプロデューサーでもある人で椎名林檎の編曲・指揮もされている方。そしてビリー・ホリデーのレパートリーに取り組む・・・。なにやらアンニュイな雰囲気が漂ってきそうですが・・・。そういえばご自身のブログに「好き好んでコルセットを締めてピンヒールを履く女」とご自身を表記しています!!にゃー!ピンヒール!!踏まれたい!コルセット!!紐通したい!!にゃにゃにゃー!!
つまりは、矢野沙織さんとは!ずばり「アンニュイな雰囲気を漂わせながら、ソウルフルでファンキーなジャズ奏者にして大食漢、妖しげな美貌の持ち主で、はちきれんばかりの肉体を持った23歳の元ヤンにしてJazz界の新星!」ということですね。どうですか?かなり雰囲気つかめていませんかねえ。
矢野沙織さんのウェブサイトはこちら: http://www.yanosaori.com/
矢野沙織さんのブログはこちら: http://yanosaori.eplus2.jp/
なかなか面白い方ですので、一度訪問されてはどうですかー