国際交流のススメ

舞台芸術・海外公演に関する情報をニューヨークから発信します。

AKB48のNYライブって(2)

2009年09月29日 | 海外公演
   


AKB48の続きですー

で、ライブですが・・・
いや、素晴らしい!若さ爆発です!まさにアイドル!よく女子高校生が集団で歩いてくると、個人個人はそれほどでもなくても、なんか可愛いのが来た!と錯覚することってないですか?もちろんAKB48はそれぞれも可愛いのですが、それが集団で来るとその力強さは倍増します。秋元康プロデュースのせいか、おニャン子クラブの現代版といった印象は否めず、衣装や振付はやや懐かしのアイドルな感じもあるが、そこは現代っ子(この言い方も古いか??)、往年のアイドルよりも自由度というか個性を主張する幅は大きく許されているように見えました。まあ、そこも売りなのかもしれないし、昔みたいな作られたアイドルだと見透かされる、いずれボロが出るというのもあるだろうし、なにより本人たちもある程度、型にハマることを望んでいる(楽しんでいる)ようにも感じました。そんな姿に好感を持ったのも事実。それぞれが自己紹介する場面でも、一生懸命英語でスピーチしようとする姿に萌えたのは私一人ではなかったはず!いや、ほんと可愛かった。彼女たちがNY公演を楽しみにしていて一生懸命ステージを作ろうとしているのが伝わってきて好感が持てました。

しかし、その一方で大人たちの存在も気になりました。今回、僕はライブ会場のアリーナではなく、それを取り囲むようにあるバルコニーからライブを見たのですが、秋元氏の姿とともに、やはり代理店や業界関係者らしきおじさんたちがうろうろ。そりゃそうですよね、彼女たちの活動で年間数億円というお金が動く訳ですから。まあ、興行の世界はそんなもんなんでしょうけどね、そんなことを気にするのはナイーブなんでしょうけど、まあ、芸能界の大人の思惑を感じてしまうライブでもありました。


 
アンコールはやはり定番“INY”Tシャツで!!   でもJKコスチュームも素晴らしい!萌え~!



モーニング娘。と比較されることもあるでしょうが、個人的な感想としては全盛期のモーニング娘。には、まだ敵わないでしょう。なにより音楽的な魅力がモーニング娘。にはあったけど、AKB48には全くない。どの曲も同じような曲ばかりで全く個性がない。キャッチーなフレーズにも乏しい。いつでも会えるアイドルが売りらしいけど、むしろ実物大のフィギュア人形に会える!みたいな印象が強かったです。やはりミュージシャンのつんくのこだわりと、トレンド・プロデューサーの秋元康の差が大きいなあ、と思いました・・・って、別に芸能記者でも、アイドル評論家でもない僕がこんなにコメントしなくてもいいんですけどね。


まあ、しかし、眼福とはこのことか、と思えるほど、いい経験をさせていただきました。今度秋葉原に行ったらAKBシアターを訪問してみようかと思うほど楽しませてもらいました。


 


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