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ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

ムービーめらめら101

2007年03月13日 00時38分44秒 | 映画めらめら

「ミッション・トゥ・マーズ」 2000年 アメリカ
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 ゲイリー・シニーズ ティム・ロビンス
めらめら度★★☆☆☆

スカパー録画、字幕にて。正直、ストーリーはつまらない。どこかで観たような展開をツギハギしたような感じで、ラストの火星人にはずっこけたし、「THE END」が出た時も失笑してしまったし…。

けど、宇宙SFが好きな人には、それなりに観る価値のある映画だと思う。無重力、一瞬にして液体が凍る宇宙空間、慣性と推進剤による宇宙遊泳、宇宙ステーション、等々の宇宙描写はナカナカ面白かった。ストーリーそのものより、宇宙描写で楽しめたって感じ。

この手の宇宙SFって、それなりの知識がない人には解らない描写があって、この映画は特にそういった描写が多い気がする。宇宙船の居住ブロックがゴンドラのように回転して人工的に重力を発生させるとか、宇宙船の空気漏れで液体が球体となって流れていく様とか、空気と酸素の違いとか。解る人にはナイスな描写だけど、解らない人は放置なのか(笑)。

途中まで主人公だと思っていたティム・ロビンスが、あんな死に方をするとは…。宇宙空間でヘルメットのバイザーを上げ、一瞬にして冷凍死する…。ガンダムでも似たシーンがあって、あれでは息が吸えないだけだったけど、実際は死ぬよな(笑)。あのシーンは結構ドキドキした。

宇宙船から宇宙船に宇宙服で遊泳しながら移動するって、ものすごく浮「ことだよなぁ。無限の宇宙空間を、限られた推進剤のエネルギーで移動する。止まるにもエネルギーが必要だし、漫画みたいに宇宙を泳いで進めるわけないし。強い精神力がないと宇宙空間って狂うだろうなぁ。

NASAの宇宙パイロットが宇宙から帰還すると、人生観ががらりと変わって、宗教に目覚めてしまったり、オカルトに走ったりすることが多いらしい。複雑な心理テストをパスした、エリート中のエリートの彼らでも精神が揺れてしまうのだから、宇宙という場所は、人が触れてはいけない神秘なのかもって思う。でも、行きたいな(笑)。スゲー浮「けど、死ぬまでに月に行ってみたい(笑)。




DVD「ミッション・トゥ・マーズ」1197円


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